第2話 オタクと不良ってどっちが強い?

「あ、あれは……」

その声がする方向を見ると、とても綺麗な女の子が不良に絡まれていた。よく見るとうちの学校の制服をきている。多分先輩かな?制服の色が違うし、とりあえずなんかヤバそうだ。不良の方はというと今どき流行らなそうなリーゼントヘアーをしていて僕はなんか古臭いなぁと思ってしまった。不良の方をよく見ると僕はあることに気づいた。そう思ったら僕は駆け出していた。そして不良の近くまでくると、

「そ、そのキーホルダーどこでてにいれました?」

「うわ、な、なんだよ急に今いいところなんだけど。」

「いいから!そのキーホルダーどこでてにいれたのか聞いてるんだって!」

「あぁこのキーホルダー?さっきそこのゲーセンでとったけど、てか今いいろころだからってあれ?」

そこにはさっきの女の子はもういなかった。僕は

「ありがとうございます。」

と、言ってゲーセンまで全力ダッシュで走った。なぜならそこのゲーセンは閉店が早いからだ。

不良は「あ、お、おい!」

と、言って誰も居なくなったそこにしばらく唖然として立っていた。




これが後に僕の初めてのモテ期がくるきっかけになったのはまた後日の話




僕は「良かったー閉店してなかった。まだ閉店まで30分あるからなんとかして取りたいなぁ。」

と呑気にクレーンゲームと戦っていた。

「あぁ、惜しい!!!次は取る!」








━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━次はヒロインが登場します。

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オタク=キモいの偏見で青春を諦めた僕 オールウッド @kimakima

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