過去、どう発展していくか分からない距離の近さがあったのだと感じられました。洋介くんが大学生になった今は? どうなのでしょうね?終わってしまったようでいて、まだまだ続きがありそうな――そんなお話でした。
焼酎党。童話やホラー、ファンタジーなどを書いていきたいです。
最低限の事柄しか書かれていないことが、そこから放散するイマジネーションを刺激しつつ、テンポの良い文章を実現している。自転車、風、夕日、蚊取り線香などの道具立ても良い。
朝から昼間にかけて燦々と陽に照らされたアスファルト。それが夕立に当てられ、湿気った暑さに変わる。そんな夏の一風景が思い浮かんだ。この物語の主人公は、夕立の雨雲を随分と前から見ていたはずなの…続きを読む
優しく切なく丁寧に描かれてる想いが胸に刺さります。憧れと呼ぶには身近過ぎるお姉さん。そりゃ追いかけますよね。一生追い付けないとしても。
ずっと好きだった人への切ない思いが詰まった作品です。
もっと見る