レモン味のラムネ 奈津崎弁台詞全訳(第十一話~最終話)への応援コメント
翻訳お疲れ様でした。
面白かった(興味深かった)です。
「完全な四母音体系」は成立するか?への応援コメント
あ、さっきコメントした話、こちらの方が近しい話でしたね……!
「い」と「え」の区別もなかなか微妙なところで、混同してしまうところとしないところとあるような気はします。いや、この辺りはわたしが単に完全な話者じゃない(かなり標準語に近しく育った)せいなのかも。
「え」が「い」に聞こえるものはいくつか思い浮かぶのですが、「い」が「え」になるものはパッと思い付きません。忘れているだけだとは思いますが……あるいは脳内で補完して聞いているせいで気付けてないのかも。
うわあ、面白いお話でした。ほんと、もっと興味を持っていろいろ聞いておけば良かったって今更思っています。
作者からの返信
確かに「え」が「い」になるのは「合併(merge)」ですが、「い」が「え」になってしまうのは「過剰修正 (hypercorrection 訛りを直そうとした結果生じる発音の間違い)」的な感じがしますね。
まあでも、おそらく新潟県内でも地域によってその辺も違うはずなので一概には言えないでしょうし、なかなか難しいですね……
開合(母音) 歴史的仮名遣いの「アウ」への応援コメント
出身が新潟県長岡市の近辺(といっても同じ中越地方って程度)ですが、周囲の大人(主に祖母)の「え」と「い」は発音が違った感じがあります。
「お伝えください」が「お伝いください」になる感じでした。
わたしも子供自分だったこともあって正確に聞き分けもできず、「え」と「い」を同じ音として聞いていたような気もします。出身地を離れて久しいので、現代にどのくらい残っているのかはもうわかりませんが……。不意に懐かしくなりました。
そういえば祖母は文字で書くときには「よろしくお伝いください」(「お伝え」ではなく)と書いていました。
いつも面白いなあと思って読んでいます。勉強になります。
> 方言が間違っているのではなく、私の方がおかしいんじゃないか、と。
これ、すごくわかります!
「正しい」「標準的な」「綺麗な」日本語(あるいは言葉)なんてなくて、言葉ってのはもっと有機的に姿を変えていくものなんだなあ、と最近は思います。
間違った使い方を楽しむような言葉もありますし。ネットでよく見かけた「ガイシュツ」とか「ふいんき(なぜか変換できない)」などは、場を定義したりマジレスを避けたり仲間意識を醸成したり、そういうものなのかなあ、などと考えたりしてました。
ちらちらとですが、楽しく読んでいます。
作者からの返信
和製英語のように「間違い」が定着すればもはや「間違い」ではなくなりますしね~
方言について調べると日本語がもしかしたらこうなったのではないかという可能性みたいなものが見えてきて面白いですね。
アーヴ語について(「小説を書く上での架空世界の言語設定について」より転載)への応援コメント
言語学に興味があるものの、構成が非常に複雑で難解に感じていたのですが、この解説は本編から引用した固有名詞を具体例として分析されていたので、楽しみながら理解することができました!
ありがとうございます!
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。私は根っからの星界の紋章のファンでして、自分が書いた作品も大体似たようなルビ遊びをしております(笑