ここで読んで、
Kindole版で続きと、SSを読んで
もう、言葉にならない程感動
他の作品、色々なものを書かれてて、そこに添えてある作者さんの考えも読ませて頂いて、中には自分の好みでないものもあったけど、殆どの作品に感動し、
お考えにも頷くことが多かった
書かれた順番はともかく、集大成のような、スケール感ある作品でしたね。
過度の闇堕ちやNTR、胸糞も無く、
映画を観ているような、、きっとその状況が目に浮かぶような文字の表現力のせい。
安心だけじゃない!胸躍って、落ち込んだり、じれじれしたり、喜んだり、全てが自然に引き込まれました。
共学だった私と違い、妻は女子高出なので、経験と重なる部分は少ないかもですが、今夜帰ったら勧めてみようかな、と思います。
書籍でも欲しいなー、、中3の息子にはちょっと早いけど、いつか読ませる為に本棚に置いておきたい。そんな作品でした。
素敵な作品に心から感謝いたします。
本当に久しぶりに、自分が泣いていたことを自覚した。
最初はただの好奇心で、試し読みのつもりだったけれど、終わりに近づくにつれて読む手が止まらなくなった。
最後まで読んでみようと思った5時間前の自分に感謝したいと思う。
その意味では、こんなにもいい話に巡り会えたのは本当に”きせき”だった。
ちょっと物色するような気分で読んでみたけれど、最初の章だけで読むのをやめてしまうような人がいそうなのがとても残念。
すぐそこの運命とすれ違いにならないように、もう少しだけ、後少しだけ読んでみて欲しい。
見てみて下さい。
魅力的な登場人物たちに連れられて、そこに広がっていく貴方だけの世界を。
いやぁ、青春時代こんなだったら、楽しく、苦しく、だけど想い出になったろうなぁ。
高校2年の真樹は、どこか周囲の学生と馴染めずに鬱々と学生生活を過ごしていた。
そんなある日、クラスにやってきた転校生、伊織。
美少女故に周囲にも人気がある彼女だが、転校してきた日以降、何故か少しずつ真樹との距離を縮めてくる。
お互いがお互いを意識しつつも、親友の信や、伊織と一緒に転校してきた彰吾、無口な少女、芙美など、様々な生徒達と日常を過ごす中で、人間関係に悩み、お互いの気持ちに悩む。そんな群像劇が描かれていきます。
最新話なども読んでおり、あまりネタバレになってもいけない位連載の続く本作ですので、敢えて物語に大きくは触れませんが、とにかく言えることは、この作品の魅力はキャラもそうですが「丁寧な描写」に尽きると思います。
主人公、真樹として語られていく物語は、不器用ながらも優しすぎる彼の苦悩や、若いが故の心の昂りなど、本当に丁寧に表現され話が進んでいきます。
勿論そんな中で、仲の良い仲間達の苦悩や悲しみ、喜びなども表現として語られています。
また、普通の学生の毎日の日常を、飽きさせないように話を進めつつ、しかし丁寧に描いています。
そういった作品の密度が、より感情移入させるのですよね。
その表現力から「ライトノベル」ではなく、しっかりと小説として書き込まれている本作。
作者様も言われている通りの本格的、かつ濃い学園ものを求めている方は是非読んでみてください。
とりあえず、ハッピーエンドで終わって欲しいなぁ……。