ほのぼのと心が温まる不思議な空気感がある作品ですね♪登場人物の関係性と思いが良いですね♪
やさしいおばあちゃんと朗読する孫娘、年上の従兄弟が紡ぎあげる、なにごともない穏やかな《時》。ありふれたぬくもりと細やかな幸福と。けれどもすぎていけば、再びには取りもどすことのできない《時》という、た…続きを読む
祖母と孫のやりとりや、紅茶や珈琲、主人公と従兄弟の関係等が色んな温かさを与えてくれる。小説そのものは長くないが、ゆったりとした時間を過ごしたかのように感じた。心安らぐ素晴らしい作品。
一緒に物語を楽しみ、くつろげる相手がいる。それは、最高に贅沢な時間だと思います。この小説の好きな点は、もっともっと甘くすることもできそうなのに、控え目で素朴なタッチで描かれているところ。また、祖母の…続きを読む
作中で朗読をしている季節が、冬だというのが良いですよね。外は寒く、息は白く。そして、家に入れば石油ストーブの音がする。朗読を終えた後、心安らぐリビングでのひと時がある。この作品には、温度が描…続きを読む
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