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  • 第36話 心の在りかへの応援コメント

    完結お疲れ様でした。
    最後に結ばれるべくして結ばれて、良かったと思います。
    若干気になったのは、特に序盤アガトくんと世界観がそれほど重なっていなかったことでしょうか。
    ユラさんと積極的に関わり始めると加速し、最終決戦はおおいに盛り上がったのですが、ちょっと惜しまれます。
    でも面白かったです。

    作者からの返信

     最後まで読んでいただきありがとうございます。

     そして、やはり序盤に問題ありですか。
     昔からさんざんに言われていて、改善しようとしているのですが、序盤の何がどう悪いのかを自分自身でつかみきれていない為体です。

    「何かがおかしいんだ。けど、何がおかしいのか皆目わからねえ」……ってやつですな。物語を描く者として、かなり致命的ですが……。

  • アガトくん、お見事でした。
    心情的には、がむしゃらなイザクをいつの間にか応援していました。
    ただ勝つべきは、いえ、勝ったのは、アガトくんだった気がします。
    面白かったです。

    作者からの返信

     いつも読んでいただきありがとうございます。

     決戦のイザクは、暴走しつつも一時アガトを圧倒するという形も考えたのですが、それで生き延びたら、物語の流れ的に違和感や不自然さが強くなるかなあと思い、薬飲む→アウトの流れにしました。

  • 第34話 守りし者への応援コメント

    互いの意地をかけて、まさに決戦、ですね!

    作者からの返信

     個人的に、アガトよりイザクの方が気に入っています。作者としても作品としても問題ですが……。


  • 編集済

    第36話 心の在りかへの応援コメント

    完結ですね。今まで楽しく読ませてもらいました!

    なんだか、ユラさんも、なかなか精神が病んでいる感じがしますね。
    性格が歪んでいるというか、愛憎の狭間に囚われているというか、独特のキャラ性を持っている気がします。
    (なんとなく、ベクトルは違いますが、エヴァのアスカと似た雰囲気を感じました。あくまで個人的な感想としてですが。汗)

    そしてつくづくアガトは、空の容器に、ようやく騎士道と、ユラさんに対する愛情の二つが入った状態の存在のように感じました。
    (この後、話が続く場合を想定しての展開だと思います)

    それでは、今まで連載、お疲れ様でした!

    作者からの返信

     最終話まで読んでもらい、ありがとうございます。

     正直、この36話でのユラの描写は、アガトに好意を寄せすぎかな……とも思います。物語の区切りを意識してああいう演出にしましたが、まだまだユラはアガトを〝今のあなたは嫌いではない〟って感じで描いた方が良かったもしれないなあ……と。

     みなさんの感想をはじめ、自作の良い点と悪い点を改めて学びました。これを活かしつつ、現在発表中の作品を書き進めながら、次回公募作を頑張ります。

  • 壮絶な話ですね。

    イザクの、あくなき弟との約束に対する狂気じみた執念もそうでしたが、アガトの不殺の強烈な一発を以てして、交渉材料にする話の流れは手に汗握る展開でした。

    それとアガトの考え方が、ユラとの触れ合いを通じて、ここにきて本当に変わってしまったなぁと感じる話でした。
    (『死』を『逃げ』と捉える考え方とかは、まるっきりユラの影響のようですし、物事を宝物に例えることも……アガトって愛妻家ですね。笑)

    作者からの返信

     いつも応援ありがとうございます。

     カラっぽだったアガトは、グレンに影響されて騎士道を志し、ユラに感化されて死と命の概念を知った。けれど、それは結局、他人の想いを自分の伽藍堂に詰め込んだだけなのかもしれません。

  • 第32話 十字架を背負う者への応援コメント

    ここでタイトルの『狂えない』事情が出てきましたね。

    いやー、こうやってはっきりと、ユラの口からその本音が出てきてすっきりした反面、すごい悪い女……というより、怖い女のように思えてきますね。

    感情を持たせた後、苦しむ相手を、狂うことで苦しみから逃れることすら許さないと壮言するとは、女の恨みはなんたらってヤツですか……やはり怖いですね。(汗)

    作者からの返信

     ユラは基本的にツンデレなので、あれは彼女なりの愛情表現なのでしょう。どっちにしろ〝あなたを一生尻に敷きます〟と宣言してるのと同義なので、怖い女なのは確かですが。


  • 編集済

    第25話 武人の決闘への応援コメント

    『あらざるモノの黒炎』

    アガトだけが見る、人の目に映る黒い揺らぎ。

    今まではアガトの特殊性から、「よく知らないけどそういうもの」くらいに思っていましたが、何か意味がありそうですね。

    そしてフルドは前にイザクに何かされてましたが、完全にザ・バケモノになっていて驚きました。(汗)

    それとリュードはいきなり斬りかからないで、イザクに最後まで言わせてくれよーと思いました。
    「汝は我と同じ────」
    その次の言葉がわりと重要な情報だと思ったのに……。
    まあ、様式美といえば、その通りかもしれませんが。(汗)

    それでも最後には、『悪魔の欠片』と言ってくれましたね。
    その悪魔の欠片を身に宿すと、白髪紅眼になるようですが……。
    なんだかフルドも、その悪魔の欠片なるものを無理やり身に入れられて、拒絶反応を起こした(もしくは、適応できなかった?)者の成れの果ての姿たとか……いろいろ謎が深まるばかりです。

    作者からの返信

     応援コメントありがとうございます。

     基本的に、この作品ではあまりヒネった設定は入れていないので、期待に応えられるかどうか、恐いですな。
     何にせよ、物語も終盤が近づいています。最後までお付き合い願えれば幸いです。

  • 第21話 宝物への応援コメント

    最後の一文が胸に刺さりますね( ; ; )

    作者からの返信

     哀れな悪魔の想いのズレは、これからどんどん致命的になっていきます。


  • 編集済

    第1話 悪魔の騎士への応援コメント

    率直コメント企画に参加いただきありがとうございます。

    率直に申し上げますと……すみません、1p目で頓挫となってしまいました……

    個人的には、戦場から始まる物語大好きです。
    仮面の『幽霊騎士』パワーワードですね。ワクワクします。滾ります!
    あと一点だけ、腑に落ちなかった所があるのですが
    『正々堂々たる騎士の決闘である』とあえて前置きしたあとに、登場人物たちが『剣の無礼!』と発言したところに「むむ?」と思ってしまいました。無礼なんだ……

    話は戻りますが、頓挫してしまった(すみません)理由としましては
    文章が迂遠すぎると申しましょうか、
    (文章=情報として読者は受け取っていますので)
    表現重複や形容過多ばかり目について、必要となる情報が整然としていないと申しましょうか、煩雑としていると申しましょうか、
    最初はがんばってイメージを起こそうとするのですが
    疲れてバテてしまいました。。。

    「この気持ちは何かに似ているぞ?!」と考えてみたら、イメージ的には
    「喋り下手なひとに道を訪ねたときの要領の得なさ」でした。いや本当に失礼な喩えになってしまってすみません(土下座)
    ただ物語の方はもう序盤からワクワクさせて頂きました。
    素敵な物語をありがとうございます。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。

    「剣の無礼……」については、決闘する当人たちよりも周囲に対する口上です。街頭演説で「お騒がせしております」とか言うのと同じですね。また、礼を尽くした上で「失礼します」「御免ください」と断るのは、口上の様式としては珍しくないので、変に説明する方が雰囲気壊すかな……と思っていました。しかし、違和感を感じる気持ちも確かにわかりますので、再考してみます。

     文章が迂遠すぎる……については、よく指摘されており、自分でも意識してはいるのですが、まだまだ努力が足りないようです。

     
     何であれ、読んでくれた方を楽しませることができなかったことは書き手の不明です。申し訳ありませんでした。御指摘の内容、改めて心得つつ、精進させてもらいます。

    ※意識して推敲すると、確かに重複した表現がいっぱいありました。未熟を痛感しつつ、改稿に努めております。


     

    編集済
  • 第23話 遥かなる蒼への応援コメント

    せめて前口上は最後まで言わせてくれよと、ヴォルカさんに言いたかったですね。
    人の話は最後まで聞こうーっと。
    もう物言わぬ屍になりましたが。(汗)

    そしてユラが『アガトの宝物になりたい』と思うのは、
    その宝物を失う悲しみを、アガトにも味わわせるため……とか。

    それと最後の話からは、いよいよ愉快な兄弟(?)との遭遇になりそうな展開ですね。
    続きを楽しみにしております。

    作者からの返信

    「……勘のいいガキは嫌いだよ」などと、思わずどっかの外道親父の台詞を呑み込みつつ……。
     確かに傭兵兄弟のターンが近づいていますので、ご期待ください。(……期待に応えられるか、内心ガクブルですが……)

  • 第19話 噛み合わぬ者たちへの応援コメント

    個人的には、前回のユラとアガトが各々の視点で一つの場面を交互に描写したところとか、今回のようにリュードとアガトの両名の視点が互いに進行して一つの場面で重なるという、そういう変化球が楽しいですね。

    それにしても、リュードは、フルドの企みを『具体的にはわかんない』と言ったわりには、すごく細かく具体的な例え話をしてくるなぁと思いました。(笑)

    それと、アガトの言葉にユラが驚いて顔をひきつらせたのは、前の話のように兄の面影を、素直に驚いて自分の話を肯定してくるアガトの姿から見てしまったからでしょうか。
    そしてそれをまた『怒ってる』と誤解するアガトでしたと……。
    面白かったです。

    作者からの返信

     いつも読んで戴いてありがとうございます。

     リュードのあれは、きっと実体験に基づいたプロファイリングなのでしょう。
     そして、そろそろアガトのズレが致命的に現れ始める頃合いですが、最後まで見守って戴ければ幸いです。

  • 第20話 想定外の苦戦への応援コメント

    こいつ…思っていた以上に弱い!
    フルドの挙動全てに溢れ出るド素人臭。
    で思わず笑ってしまいました。

    実力差がありすぎると、わざと負けるのも大変ですよね。
    アガトさんの心労が伺えます。

    作者からの返信

     将棋とかでもプロ棋士が、定石とかガン無視する素人に苦戦することがあるらしいですね。アガトもそんな感じだったのでしょう。

  • 第19話 噛み合わぬ者たちへの応援コメント

    おそるおそる互いに地雷を踏みあっているというか、
    アガトくんとユラちゃんのままならさがイイですね^^

    作者からの返信

     応援コメントありがとうございます。

     確かに、潜水艦ゲームとか黒ヒゲ危機一髪みたいなふたりです。
     あるいは、ユラが仕掛けた地雷を、仕掛けた端からアガトが踏んでるせいで巻き込まれている感もありますが……。


     

     

  • 第16話 殺意の回想への応援コメント

    ユラさんが深く掘り下げられましたね!

    作者からの返信

     この辺のシーンは、公募に送った時にはページの都合で入れられなかった部分です。そのせいで、応募原稿版はかなり急展開になっていました。
     まあ、落選の原因はもっと根本的な部分なのでしょうが……。
     己の力不足に歯噛みするばかりですな。

  • 第17話 空の誓いへの応援コメント

    前回の話で、ユラの夢の情景描写から現実へとフェードアウトする繋ぎ方が印象的でした。

    (なんと言いますか、視点がユラの一人称となったからか、いつもとは違って、ユラ本人の言葉のように文章の書き方が変わっていた感じがしますね)

    それにしても、薄々そう思ってはいましたが、アガトってちょっと天然な気がしますね。
    それに、アガトとユラの、あのなんとも歪んだ関係が、今後どうなるのか楽しみです。

    まあその前にまずは、あの愉快な(?)兄弟との再戦が待っていそうですが。

    (蛇足ですが、ウザレは段々愛されキャラに見えてきますね。
    それにイザクは、前々からなんとなく傾奇者のような感じがします。笑)

    作者からの返信

     いつも読んでいただき、ありがとうございます。

     この作品は三人称の文体で一人称視点を描くという、やや変則の書き方をしています。完全な一人称で書くと、主人公の〝人間性のズレ〟の部分が、読者に不快感を与えそうだったので。
     もちろん、そっちの方向に特化すれば、それも確かな魅力になりますが、アガトの場合は〝一見普通だけどオカシイ〟という微妙な案配ですから、三人称描写でワンクッション挟んでみました。
     そのせいで、アガト以外の視点になった時の差異が違和感になるかも……と心配でしたが、少しでも成功しているなら幸いです。

     変則な描写のせいで、視点が安定していないシーンも散見される未熟な在り様なので、見つけ次第、少しずつ修正しています。


     イザクとウザレは……あれですね。読者からの評判が、主人公サイドよりも高いですね。やっぱり明快でわかりやすいキャラクターってのは大事なんでしょう。私の書く主人公どもは、中途半端に病んでるヤツばかりで、感情移入しヅライとよく言われます。
     昔、かろうじて作家の端くれだった頃にも、編集さんから〝何でキミは脇役ばっかりキャラが立ってるの?〟と苦言をいただきました。

  • 第1話 悪魔の騎士への応援コメント

    《急募》私が読みに~ に投稿していただきありがとうございます。

    大きく気になった点が二つ

    ・三人称と主人公目線がごっちゃになってる傾向にあると思います(かなり重要)
    ・この手の戦記物はやりつくされた感があって、目新しさがないと私個人的にですが作品に入り込めないかな… 

     あと気になったのはプロローグにありがちなんですけど、言葉が堅くて読みづらい。ライトノベルって観点からするといかがなものかと。ちょっと自分の世界に浸ってる感があの硬い文章から伺えてしまうのです。
     逆に純文学のように今後書いていかれるのであれば、読み手を意識して書かれるといいですね。

     加えて淡々と話し手が進行するので追いきれないです。抑揚がないので目線が一定になりがちです。もうちょっと掘り下げて肉付けしてみては?(点と点を追わせるような部分が目立ちます)
     誤字と言葉のチョイスにも引っかかります。よけいな装飾も多いような気が…
    ぱっと見で見つけた変な部分は…

     ーー第二話から 『組織というのはいずれ一枚岩というのは難しい。』

     言おうとしてることは分かります。でもこれだと読者側に譲歩してもらう必要がありますね。

     散々書きましたが、悪くはありません。読者に対しても人物視点でも目線に注意して書きたいように書いてください。

    作者からの返信

     応援コメントありがとうございます。

     視点のブレ。
     真新しさの欠落。
     どちらも胸に痛い指摘です。意識して改善と工夫に努めたいと思います。

     文章の硬さや抑揚については、過去にも指摘され、努力してはいるのですが、まだまだ足りないようですね。

     点と点を追わせる……言葉のチョイス……よけいな装飾……これらについては、指摘を踏まえ、これから意識してみようと思います。
     
     総じて、私には読み手を物語に引き込む力が、明らかに不足しているのだと再認識しました。どうすれば良くなるか? どこが悪いのか? それを考察するためにも、こうして感想や指摘をもらえるのはとても助かります。

     改めて、コメントありがとうございました。
     また拙作を読んでもらえる機会があった時、今度はしっかりと感性を揺さぶれるよう頑張ります。


     

  • 第6話 暗殺騎士への応援コメント

    良い戦闘描写。楽しめました。
    主人公の真実の姿がどういったものなのか、気になりながら読んでいます。
    応援させていただきます。

    作者からの返信

     応援コメントありがとうございます。
     戦闘シーンは、個人的にいつも特別こだわって書いているので、楽しんでもらえたなら嬉しいですね。この先も期待に応えられるよう頑張ります。

  • 第9話 強くある者への応援コメント

    毎度、楽しく読ませてもらっています。
    いつもながら表現が綺麗ですね。
    導入部の月光のくだりは、読んでいて息を呑む文章でした。

    前までの話でも、簡単に一つの言葉で表すこともできるものを、あえて多様な言葉で表現して伝えているのが印象的でした。
    (例えば、目、眼、眸、瞳、虹彩など)

    しかし、ギョロ眼……ウザレは、前にアガトと対峙した時は、ちょっと狂気に囚われた感じの人かなとも思いましたが、兄の前では様子がガラリと変わりましたね。
    ギャップがすごいです。(汗)

    作者からの返信

     応援コメントありがとうございます。

     ウザレは〝お兄ちゃん命〟なキャラなので仕方ないです。困ったことに、この作品で一番可愛げのあるキャラかもしれません。

  • 第12話 覚悟の定義への応援コメント

    アガトさん、これは見事な天然ですわw

    作者からの返信

     天然ゆえのズレが生む人間模様。戦時下では、狂気や正常の定義や概念すら歪んでしまう。それがこの作品のテーマのひとつなんですけど、悲しいかな、私の力不足により、薄氷の平和に生きる人々と、それを守る者とのズレと乖離を、読者に痛感させることができていない。

     上野文さんの作品のように〝戦争や闘争の恐怖と理不尽さ〟を、もっとダイレクトに描ければなあ……と、痛感しています。

    編集済