【恋愛×友情×SF】絶妙に絡み合った胸が熱くなる短編です

遠坂永司が自分と瓜二つの重病人・近藤舜一に体を貸す。
「体を貸す」というのは、他人の意識データを宿し、肉体に同居させるというもの。
舜一は永司の体を借り、女性に会いに行っていたのだが、その理由は――

舜一に悪意があるのか?
展開が読めず、とてもドキドキして読みました。

SFの設定に恋愛や友情を通して、自分を見つめなおすテーマも込められており、至極の短編となっています。
後味がとてもいい作品なので、ぜひお読みいただきたいです。

自分もこんな作品が書きたいなと思いました。無理だけど。

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