エンディングフェイズ:エンディング4「次回予告!!!」
GM:ではぁ…PC④のエンディングゥ…
時刻は夜、場所は…町外れのスクラップ置き場の付近 キミはあの日のようにパトロールを行っていた
昴:ではあの日と同様に端末を眺めつつうろうろしてますね
「……なんか既視感あるよな?」
GM:特に何かあったというわけではないが…妙な胸騒ぎがする 丁度あの日、ストーングレイヴに吹き飛ばされた場所にたどり着き…背後を振り返る?
昴:(´・ω・`)……(/ω・\)チラッ
GM:では昴が振り返るとごみの山がなだれ落ちてくる 山の上には桃色の長い髪をしたメイドが転がっているのが見える
昴:「? !? はァ!?」
???:「あかんあかんあかんあかんあかん!!!!」
昴:「おおおおおおおおおおッ!?」避けます
GM:余裕で躱せます メイドはごみの波に飲み込まれながらガラクタにぶち当たる
???:「痛いです~! 何故! 助けて! くれないんですか!!!!」
一瞬で詰め寄る
GM:《異形の転身》でこう…近づいてきた
昴:「………………………………………………えぇ………………」
あまりにもあまりな状況に対して言葉が出てこない
???:「ほわー!! UGN!!! 冷血動物!! まぁわたしだったら助けないですけどねぇ。危ないですし」
昴:「だったら俺に要求すんなよ! 何なんだお前はよ! 勝手に出てきてうだうだ言ってんじゃねえぞ!」
と、流石に理不尽を覚えたので吠え返します
オールメイド:「かっこよく登場しようとガラクタの山の上で待ち構えていたら崩れてしまった私はオールメイド、ゼノスより参りました! エージェントでーっす! えっと…UGNの方に用事があったんですよね…」
GM:と言って頭のゴミとかを払う
昴:「ゼノスエージェントォ……?」上から下までじろじろ眺めつつ
GM:ロングスカートの方のメイド服です
昴:「とてもそうは思えねえな……なんだその恰好、シチュ、言動。何もかも合致してねえ……」
オールメイド:「あぁ! そうだ! そうそう協力を要請したくてですね!」
ニコニコ
GM:無視して続けます
オールメイド:「FHエージェントを追っていたんですが取り逃してしまいまして…
このままではご主人さまに…殺されちゃいます! やだーーー!」
昴:「聞けよ」(合いの手なので無視していただいて結構)
オールメイド:「ハイドフールさんったらしぶといったらもう。やんなっちゃいますよね」
昴:「……待て、今なんて言った?」
オールメイド:「いやだからハイドフールさんがですね?あの影野郎!」地団駄踏む
昴:「気が変わった、話を聞いてやる。そいつには少し用があるんでな」
ちょっとばかし真面目モードになって向き直ります
オールメイド:「やったー! やはり私…仕事のできるメイド…あそれでですね? 取り逃しちゃってですね? この街に隠れちゃいました。てへ☆」
昴:「ほうほうこの町に……この町にィ!?」
オールメイド:「やっちゃったんだぜ」
昴:( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
オールメイド:「いたぁい!」
昴:「あ、すまん、つい」
オールメイド:「ならしょうがないです」ウンウン
「で、ででで、ハイドフールさんを見つけたら私を呼んでいただきたい」
昴:「お前呼んでどうなるとも思えないんだが」(合いの手)
オールメイド:「いつでもどこでも誰にでも、奉仕をお届けオールメイドです! なんとかします! じゃあ私ご主人様に言い訳したりしちゃったりしてきますんで! また支部におじゃましま~す! では!」
GM:彼女はそう言いどろりと溶け排水口に流れていく
昴:「うわキモッ」あまりにもあまりな状態にちょっと本音が口を滑り出ましたね
GM:メイドは不穏な言葉だけを残し消えてしまった…という感じ
昴:「……あ! アイツ俺に仕事押し付けるだけ押し付けていきやがった!! 報酬は!? 情報は!?」
GM:その言葉が彼女に届くことは無い…
オールメイド:私は《瞬間退場》してるので…
GM:だよね
オールメイド:はい
昴:「戻ってこいボケメイドォォォォォォ!」
虚空に響き渡るパイセンの絶叫 それを聞き届けた者は、誰もいない……
GM:と言う感じでPC④のエンディング
そしてInsideQ第一話終了だー!! いえーーー!!!
ダブルクロス3rd・リプレイ「Inside:Quartz」 巫月和音 @Kanon_Mikozuki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます