第16話~「続かなかった恋」

後日、次のデートはどこにしよう。しかしいい場所が全く思い浮かばない

なんとかしなくては!

と一人思案している自分の元へ、彼女から電話がかかってきた。


彼女からはよく電話がかかってきた。


しかしその日の彼女は泣いていた


「やっぱり好きになれないごめん」

「いまは好きなことやっていても打ち込めないという」


泣きたいのは俺の方だ・・・


彼女が自分のことを好きではないというのは薄々かわっていたことだった


一緒に喫茶店で話していた時、ふざけて腕を掴んだら


ひっ

と悲鳴をあげて驚かれるし


そういう対応を見ていたので、今回の彼女からの電話はむしろやっぱりと思った


電話が終わってから、自分の部屋でどこが悪かったのか独りで長い間考えた


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膝を抱えて 部屋の片隅 いつも不安で 震えていた 「本当」を知ることが怖くてトビラを閉じた


(元ネタ:魔法少女リリカルなのは

歌:水樹奈々youtube)

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リア充の陰謀 祭影圭介 @matsurikage

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