その4 探偵は事件を解決する〜キノコよ永遠に〜
「…………犯人が、分かったかも知れません」
そう言った私に、全員が注目する。
「二宮さん、カーディガンを
「……っ!」
「犯人でないなら、脱いでいただけますよね」
「…………」
「二宮様……」
深い
そこには、返り血が残されていた。
「どうして私だと?」
「いや、四之山さんと二択でしたけどね? カーディガンを着てきた
「…………」
「貴方と一木さんは、かなり親しい
「…………」
「一木さんの
「…………うっ……うう……あの人が……あの人がいけないのよ……」
それから到着した警察に二宮さんを引き渡し、私たちは下山した。
小さく新聞に
何があろうと、殺人は悪だけれど。
私は新聞を
次は殺人事件の起きない場所がいい。
そう、思いながら。
キノコペンション殺人事件 南雲 皋 @nagumo-satsuki
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