第3話 昔からそうだった

サイクリック宇宙論とゆう言葉を聞いたことはあるだろうか。



要は宇宙ってのは生まれては消えてを今まで何回も繰り返しててこれからも繰り返していくとゆう理論で、この理論によると今俺たちが存在している宇宙ってのは30〜50回目の宇宙らしい。



今の宇宙の年齢が約140億年だとして明日滅んだとしても1クール140億年計算になるから30回目の宇宙だとしても最初の宇宙が誕生してから4200億年経過してることになる。



時間の概念がよくわからなくなるし果てしないとしか言いようがないわけなんだが、こーゆーことを考えていると自分の抱えてる問題や悩みがどうでもいいことのように感じてきてふと心が軽くなるんだ。



バンコクに着いてまず真っ先に連絡したのはもう9年もバンコクに住んでる先輩のMEKOLIさんだ、MEKOLIさんとは以前一緒に曲を作って俺のアルバムにも参加してもらったりしていたが、タイに行ってからは会ってなかった気がするから今回9年振りに会うことになった。

今回俺は完全にぼっちなので、行った先に知り合いがいるってのはなかなか心強いもんだ。



MEKOLIさんからはすぐに返事が返ってきてとりあえず晩飯でも食おうかってことになった。

俺はとりあえず取っておいたホテルにチェックインするためにタクシーに乗り込む。

なんとか普通に乗れたが、空港からタクシーに乗るのは苦手だ、どれに乗ればいいのかさっぱりわからん。



タクシーに乗ると俺はフライトで座りっぱなしだった疲れとタイが織りなす開放感からか後部座席で思いっきり寝転がった。



寝転がった足を窓にかけてたら運転手にやたら舌打ちされた。

足どけたら舌打ちが止んだ。

海外って日本と比べたらやたら緩いとゆうか、何でもありなくせにこれはダメなんだ、ボーダーラインがよーわからんのだが。



そんなこんなで空港からホテルまでは渋滞もあったからか50分ほどかかった、飛行機も7時間乗ってたしだいぶ疲れたので少し仮眠を取ることにした。



なんせ俺たちの夜は忙しい、、、





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

雲の上はいつだって晴れてる @ancell2046

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ