第二話 人間らしさ……

    ✺  ✺  ✺



 俺と彼女との出会いを運命と言う表現で表すのは過剰すぎる。


 確かに彼女が生まれてきたこと、自分の目の前に現れたことは銀河も超越できるであろう数値だろうが所詮は数字、人様が本気になれば何十、百年という長い月日をかければ求めることができるものだ。


 俺個人の見解は、運命は予想のできないことだと思う。どこかで聞いたことのあるようなセリフを並べてみて長ったらしいことを言ったが正直……よくわからない。

 

 自分は長い時間かけても曖昧な判断しかできない性格で、昔からこの性格のせいで親、教師、友人からもうんざりされた。 

 

 だけど、俺の性格を彼女は否定せず、嫌いにもならなかった。彼女への思いの一部だが思い出すだけで、頭がお花畑になりそうなくらい印象的なことだ。


 長々と自分の意味の分からない発言と言うなの自己満をさらしたが、長い長い道のりの本の一部と思って欲しい。


突然だが、私と彼女が出会ったのは…… 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私を愛するすべてのひとへ しんたく @sintaku

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る