ふざけているようで、綿密に練られた作品

 光線銃を拾ったJKが魔女になって、実体化したオカルト現象を退治する話。

 JK視点特有のふざけた言い回しで読者を煙に巻きつつ、オカルト設定はしっかりと細部まで作り込んである。
 でも視点はJKだから、話半分しか聞いていない。

 JKも無双とはいかないまでも、知恵を絞り伏線を回収し、脅威を退けていく。

 素人魔女であるが、説明などに文字数を割かず、軽快な切り口によってノンストレスに進んでいく。

 JK視点に魅了されたなら、一気に読んでしまうこと間違いなし。

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