爆裂魔法
















「何ともないぞ?」


爆発は起こっていない。何ともない。これの何処が?






ピト………






「え?」


臀部に生暖かい物を感じた。


爆発した。アレが。


「ギャァ!何故尻?爆裂ってそっち?」


「大変です魔王様!今魔王様のスマホでガチャやったら一億分溶けました!」


四天王が俺のスマホを持って叫ぶ。


「ギャァ!勝手に何やってんの⁉てか何で人のスマホ弄ってんの⁉


どうすんだ?国庫からちょろまかして課金してんだぞ⁉…………あ。」




公開放送で爆弾失言をしてしまった。




















「どうです!これが爆裂魔法です!」


なろらじは地面につっぷしながらそう言ったが、誰も聞いてはいなかった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界の爆裂魔法は想像と違いました!私の期待を返して下さい! 黒銘菓短編集73弾 黒銘菓(クロメイカ/kuromeika) @kuromeika

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ