年表
《原始の民》が地球を出発した年を0年扱いしておよそ千年の歴史を書き上げてきました。実際の物語は700年ぐらいなのですが、そこはまあ大目に見てください。
0年以前
:全ての地球人類は計算資源を介して精神感応的に統合された《オーグ》となる。
0年
:《オーグ》が開拓移民団を派遣。その数一万人×一千隻。うち
:スタージア銀河系人類社会の祖となる《原始の民》は長らく開拓可能な惑星を発見出来ず、資源節減のため乗員の九割を精神感応的《繋がり》から解放。解放された乗員の七割は精神に異常を来し死亡。その後百年をかけて《繋がらぬ者》が再生産される。
300年頃
:《原始の民》が惑星スタージアを発見、開拓・入植を果たす。
407年【第四部 天空播種】
:スタージアを出た《繋がらぬ者》中心の開拓移民団が惑星エルトランザに入植。
408年~600年頃
:エルトランザを基点にバララト、サカ、その他多くの惑星が開拓される。
:エルトランザは新規開拓した惑星を直接支配下に組み込み版図を拡大。
:バララトは新規開拓惑星の独立支援の代償に経済圏に取り込み、エルトランザを凌ぐ覇権を築いていく。
640年
:バララト経済圏下にあった独立惑星国家ローベンダール、スレヴィア、イシタナ、タラベルソら十カ国が同盟を組み、対バララトの債務不履行を宣言。バララトはこれを認めず、ローベンダール惑星同盟との間に同盟戦争が勃発。
644年
:ダレグリーズ星系の会戦で惑星同盟軍がバララト軍に大勝。同盟戦争は実質的に惑星同盟の勝利で収束する。
699年【第二部 魔女】
:独立惑星国家テネヴェ市が惑星CL4を発見・調査しするも、調査隊はイェッタ・レンテンベリ、タンドラ・シュレスの2名を除く全員行方不明か死亡。CL4の開拓入植計画は頓挫する。
700年
:四百年目のスタージア祖霊祭で博物院長が銀河連邦構想を支持。
701年
:ローベンダール惑星同盟を中心とする形で銀河連邦が発足。拠点はテネヴェ。初代の常任委員会は常任委員長にグレートルーデ・ヴューラー、安全保障局長にバジミール・アントネエフ、事務局長にイェッタ・レンテンベリが就任。
711年
:ヴューラーの跡を継いでアントネエフが銀河連邦常任委員長に就任。
781年【第一部 スタージア】
:シンタック・タンパナウェイがスタージア博物院生となる。
810年
:ドリー・ジェスターがN2B細胞の身体調節機能を代替する薬剤
811年~880年頃
:第二次開拓時代。銀河連邦主導で新規の惑星開拓が推奨された。この時期に開拓されたジャランデール、トゥーランら惑星国家は
:バララトが分裂し、後に正統バララト、近バララト、遠バララト、ディレイラ企業合同体ら小規模な複星系国家群が形成される。
880年【第三部 叛逆者たち】
:ジャランデール大暴動。
881年
:トーレランス七八便爆破事件。カナリー・ホスクローヴ死亡。
886年
:モートン・ヂョウの提案により、連邦安全保障局内に対
891年
:
:トゥーラン星系の戦い。連邦軍はトゥーランを占領。
892年
:スタージア星系の戦い。連邦軍は
:テネヴェ準備会談。
893年
:
:トゥーラン自治領成立。初代自治領総督はジェネバ・ンゼマ。また連邦中枢における自治領代表として、シャレイド・ラハーンディが外縁星系開発局長に就任。
916年
:シャレイドが二代目自治領総督に就任するも、翌年辞任。
955年
:“シャレイドの子”のひとりヤシュミ・ラハーンディが六代目自治領総督に就任。
980年
:ヤシュミの子ラージが七代目自治領総督に就任。
980年頃
:複星系国家サカと他国の連絡が途絶え始め、990年までに事実上鎖国状態に入る。
990年【第五部 ハーヴェスト・レイン】
:連邦加盟国タラベルソが
991年
:ランプレーが銀河ネットワーク構想を提唱。
993年
:ハイラヌ・リーンテール博士により
998年
:エルトランザ領デスタンザで惑星守備隊が
999年
:タラベルソ~スレヴィア間で銀河ネットワーク第一号開通試験成功。
1000年
:自治領を除く銀河連邦全域で銀河ネットワーク完備。同時に《スタージアン》と《クロージアン》が《繋がり》、《繋がれし者》として連邦全域を手中に収める。
:《オーグ》が銀河系人類社会を併呑。
:《オーグ》とクロージア生態系による大邂逅により、《オーグ》消滅。
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