もふもふ4


「雷………それは氷の粒のぶつかり合いによって起きた静電気の集合体。

静電気とて侮るな。意外と億Vとかいう凄い数値を叩き出す。

人間程度なら簡単に黒焦げ確定。もふもふ」

「!」

まさかこの毛玉!




バチバチバチ




毛玉が変な音を立て始めている。

「さ、させるかぁァぁ!」

激流を慌てて発動させようとするがもう遅い。






「もふもふライトニング」







ピシャァァァ!ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ‼






この日、魔王はもふもふの毛玉によって倒された。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

名称詐欺なスキル『もふもふ』はラスボス系能力‼ 黒銘菓短編集39弾 黒銘菓(クロメイカ/kuromeika) @kuromeika

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ