威風堂々たる漢だろ!

(修正後視点)

皆が混乱している間に、レディーが森に入り、何と猪を獲って来たのです。

彼女はそれを焚き火で焼いて豪快に食べておりました。

その様は落ち着き、皆を安心させました。

『何時でも毅然と淑女たれ。この程度で狼狽える等未熟。』

そう言われた気がしました。

何より、陽が暮れて空腹の中、焚き火と猪肉の晩餐のお誘いは正に目の前に天使が現れたようでした。

「食べなさい、さもなくば命は有りません。」

今日ばかりはその言葉に温かさを感じました。




(俺視点)

正に男


(修正後視点)

真の淑女

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俺ァ悪役令嬢じゃねぇ!正真正銘の漢ですのよ! 黒銘菓短編集38弾 黒銘菓(クロメイカ/kuromeika) @kuromeika

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