漢らしく狩るぜ

(俺の視点)

宿舎と校舎で火事が起きて俺達は全員一晩を校庭で野宿する事に成った。


しめた!淑女らしくない事をしてやる!


俺は近くの森へ走って行き、近くに居た適当な猪を〆て持って来た。

今夜のディナーは猪焼きだ。


猪を背負いながら見つけた手ごろな枝を集めて校庭の一角で火を起こして猪を炙る。

匂いが立ち込める。そろそろだ。


それを見ていた他の令嬢が唖然としていた。

そうだろう?

猪を焚き火で焼いて豪快に肉を喰らうなんざ男らしいだけだ。

悪役令嬢要素なんざ皆無だろう?

「オラ、お前らも手伝ってくれ。

俺一人じゃ食えねぇ。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る