漢らしく〆るぜ

いきなりの雨でパニくる女共の頭上から飛び降りる。

少なくとも女らしくは無い。

シュタッ!

飛び降り、からの、ここで俺は虐めていた奴の胸倉を掴む。


「ふざけた真似したら〆るぞ。」


ドスを利かせて言ってやった。

胸倉を放して直ぐに俺は立ち去った。

如何だ?少なくともこれで奴等は俺を女だと思わないだろう?



(世界の修正越しに見た世界)

頭上から水が降って来たかと思うといじめっ子がずぶ濡れになり、女性が上から羽根のように降ってきました。

彼女はいじめっ子の肩を触って仰っていました。

『淑女らしい行動をなさい。さもなくば潰しますわよ?』と。

あれがかの有名な『レディー・ジロー』だと確信しました。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る