食パンはネタです。

「有難う巽さん!村が救われたよ!後で美味しい食パンご馳走するね。あと…色んな人に、謝るね……」

「絋君喜ぶのは早いよ。」

そう言って指差した先には頬が痩けた山賊?傭兵?の集団が居た。

「前の戦争の生き残りの騎士団だ。

戦争に行かされて…終わったらポイされてあぁなったって聞いた事が有るな。」

戦争とは酷い。

人が死んで幸せな時間が無くなって…美味しい物も食べられなくなる。

「クイモのォォォ…ヨコセェェ!!」

村に向かう騎士団。このままだと村が!

「絋君、安心して。えーっと…有った!一発で出た!

テレレレッテレーン、饅頭剣(@10円)。」

小さめ饅頭が一杯刺さった剣が出た。

「MHKかぁ…終わったなぁ。」

「何言ってるの?饅頭。これ饅頭。お腹減ってるなら………これを喰らえ!」

そう言って巽さんが饅頭剣をぶん回して饅頭を飛ばす。

「良い子は真似しちゃいけません!」「この剣は必中効果付きよ!」


ババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ


饅頭が賊の口に一個残らず入っていった。







「美味い……」

「甘い。」

「嗚呼…味ってこんなんだったな…」


泣き出す賊達………




「さぁ、お替りは有るから。皆食べてって!」

巽さんは色々アレだけど、意外とチートで優しい。

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私の剣の装備数は53 万本です。といっても、1 度に使用できるのは2 本までですのでご安心を。(53 万本の剣は異世界ではドラえも●級のチートになる。) 黒銘菓短編集77弾 黒銘菓(クロメイカ/kuromeika) @kuromeika

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