四年間閉じていた心の蓋

透明。
とにかく透明な海。
透明な海に囲まれた島で
主人公の男の子はひとりの少女と出会います。
泳ぎが苦手な主人公。
海が怖くなっています。
かつては同じ島に住み、海で泳いでいたはずなのに。
蓋が閉じていたからなのですね。
少女に泳ぎを教わりながら
蓋が開いてゆきます。
中に閉じ込めていたものが見えたとき
主人公は一歩踏み出す準備が整う。

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