第6話 学園
俺たちは魔人によって破壊された家々を修理し終わり、休息に入っていた。
「みんなお疲れ」
「「「「お疲れ様です!」」」」
4人全員でグリザイアさんにお疲れ様と返したあと、話があると言われて俺たちはこの街の遥か北に向かった先にある展望台に連れてこられた。
「今、君たちをこの場所、俺の一番美しい景色が見れると思っているとこに案内した理由は、ここの方が話やすいと思ったからだ」
「話やすい……?」
「うむ。君たちへの褒美は、俺が今指を差している方角をずっと行ったとこにある『ゴーザス』という街にある学園への入学金だ」
「が、が、学園!?」
俺は、驚きを隠せなかった。だって異世界に来てわざわざ学園に通うことになるんだぜ?せっかくの異世界ライフがよぉ……、無駄になっちまうやん。
さらに、学園があること自体すげぇとも思っていた。
「君たちを学園に行かせる理由は、無論魔法と戦闘技術をさらに磨きあげるためだ。俺の指導だけでは限度があるからな。安心しろ。入学期間は約3年間だからな」
さ、3年も学園生活を送らなくてはならないのか……。師匠が言うからには仕方ないよな。
「わかりました、明日学園に向かって出発します」
「俺もグリザイアさんから学んだこと以上のことも学びたかったから、参戦だな」
「俺も」
「私も」
こうして、俺たちはギルドに泊まって朝になり学園へ向けて出発したのだった――。
転生したら最強冒険家になれると思ってたのになれませんでした。 龍牙王鳳 @saoaloggounlimitedworld1245
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