少年は少女を知った。

 とっくに解散しているが、GO-BANG'Sというバンドの『スペシャルボーイフレンド』を思い出した。
 筋も巧みなら登場人物の作り込みも隙がなく、小粒ながら輝きぶりでは何物にも勝るダイヤのごとき傑作。