夢の残滓2「もし、あなたに逢えたなら」

*夢の中でもあなたは後ろ姿ばかり*

◆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◆

夢から覚めてから、なるべく早くに書き留めているつもりでも、どんどん記憶が定かでなくなってしまいます。また夢の常で辻褄つじつまが合わなかったりもしています。

題名は夢のイメージから付けたものです

◆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◆


(覚えていること)


校舎の中のような建物の中。

階段、踊り場

教室のような部屋が並ぶ


部屋には色々な電話


電話を借りるために建物の中を巡っていくがその電話は壊れていたり、使うのに時間制限があったり、わたしが番号を途中で忘れたり、番号操作を間違えるために、なかなか繋がらない。



(登場人物)


○わたし……昔の恋人の「あなた」に連絡をしようとしているが、電話番号が途中で思い出せなくなったりして、なかなか連絡がつかない。わたしはあなたと話をする為に必死で建物の中で電話を探してまわっている。


○あなた……「わたし」の昔の恋人。

何故か、すれ違うように、すり抜けるように、わたしの前に姿を見せようとしない。

電話は繋がりそうで繋がらないまま。

気配はあるのに、わたしには後ろ姿しか見えないような感じ。



※視点は、わたし。

切なく慕わしい想いで、わたしはあなたを追い続ける。せめて、声が聴きたくて。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

夢の残滓◆忘れがたき物語◆覚え書き つきの @K-Tukino

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ