最終話【後編】
「シロさ、ま……どうして……」
「その、
「あ……」
「シロ様……っ!?」
『
「だいじょう、」
「ばか!!」
「っ、え、」
「やっとの
「なっ……!?!」
「っ、『ばか』は、シロ様でしょう!?
「は? え、アレを、
「
シロ様が、みるみる
「『ばか』はシロ様だもん……っ、ばか、ばかぁ……」
「……ごめんなさい、クロ。ひどいことを
「ききたくない。……かえれ、ないもんっう、うぅ〜……!」
……もう『
いやいや、となおも
それは、お
「やだぁっ……!!」
ぼくが『ほしい』のは、『それ』じゃなくて――。
「っ、あの、ちが、さわりかた、や、で……」
はらはら、
『
「……クロ、」
「ごめんな、さい……っ。……あなたが、『
「!」
「あいしてるの、あいされたい……っ。そのふれかたじゃ、やなの……!」
シロ様から、ぎりって、
「ご、ごめん、なさ、っ、シロさ」
ぼくのくちびるを
「!?」
びっくりするほど、
しばらくしてシロ様は、ぼくの
「――あれは
「……え、っ」
「あなたのことばかり
シロ様も、
「私は、あなたが
あお
ああ、やっぱりぼく、このひとのこと――。
「っ……く、ろ?」
「――シロ様は、かわいい、よ」
「……え」
「ぼくね、ずっと
「でも、やっぱり
「――……」
「ね、シロ様――ぼくだって、『
シロ様は、へにゃっと、
「
✿✿✿✿✿
「
「ふぁい……」
まだ、からだががくがくしている。
ぞくぞくするほど
でもシロ様は、むしろ
「シロ様は、すごく
「私としては、あと
「それ、『絶●』っていうんだよね!!? ご
「ふふ。……『
「シロさ……」
「――さて、
「ふえっ!?」
「この国は
「そ、それは
「なぜ?」
だって、だってシロ様は。
「シロ様は『
わかっている。だれと
シロ様は、そう
「
「せしゅ……? 、じゃない……??」
「ええと、
「……え。ええぇえぇええ!!?」
「20
「
「ほぼ
「ふえっ……ふぇえっ……??」
シロ様は、そんなぼくを、
「――
「! ……あ、あの、それにぼくは」
「?」
「『よそもの』、で……」
「ああ、そんなこと」
しどろもどろになるぼくに、シロ様はくすっと、『
「私の『
シロ様は、ずるい。
かわいかったり、
でも、そんなシロ様を。
「〜〜もちろん、です!」
ぼくはもう、どうしようもなく、
✿✿✿✿✿
【おまけ】
シロはクロを
「そういえば、
「あっ、それなら
クロは、
「
「へぇー! そうなんですかー✿✿」
その
「クレナイ、かくかくしかじかで……
「
『やはり
✿✿✿おわり✿✿✿
【BL】シロとクロ ※R-15 コウサカチヅル @MEL-TUNE
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。