この主人公のお爺さんは、本当に優しくて奥さん想いで素晴らしい人だと思います。大丈夫だ。心配ないと言い聞かせるように、亡くなった妻が不安にならないように……そういった想いがヒシヒシと伝わってきました。そして言葉遊びをすると伝わりづらかったりするのですが……読みやすいのに表現が豊かで、好きです。出逢えて良かった、そんな心温まる作品でした。ぜひもっと色んな人に読んで欲しいです。
同じような境遇の男性がこの世に何人いるだろうか。ふとそんなことを考えさせる現実的なドラマには寂しさと優しさと得も言われぬ温かさで包まれている。酒を飲みながらでも一読し、近くに居る妻に労いの言葉でも掛けてやるのもいいだろう。
切ないけど、愛を感じた。大丈夫!
亡くなった奥様との思い出を胸に秘め残された日常の中で奥様に「大丈夫 心配するな」と安心してもらう為に伝える物語。切ないながらも何故か大切な人との<今>を大事にしようと思わされる。家族や夫婦、果ては自分と関わってくれている人達との現状は永遠ではない。この後1秒後には当たり前ではなくなってしまう事がある。だから<今>を大切にして行きたいと読んで強く思わせてもらえた作品です。是非とも皆さんにも読んでもらいたい。
妻が先立ち、ひとり残された男性。普段の生活の中でも思い出す過去の妻とのやりとり。悲しいわけではない。だが男はそれでも生きていくのだろう。妻の思い出とともに。素晴らしい作品でした。主人公に感情移入してしまい、泣きそうになりました。素敵な短編です、もしよかったら読んでみてください。
長年連れ添ってきた妻を亡くし、定年退職をした男の日常。心配を掛けないように頑張っている姿が、とても切ないです……。大丈夫だ。という言葉が頼もしいようで、どこか淋しい……。喪失感と同時に、夫婦の深い愛を感じられる素敵な作品です!
いろんな細かいところへの感謝の気持ちを噛みしめているおじさん( ´ `)大事な人を失い、勤めていた会社も定年退職。でも規則正しい生活を続けている、そんなおじさんの一日をっ(*´ `*)
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