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この作品の一言書評としては、

山奥の洋館で起こった謎事件。証言によって導かれる謎は、怪しくも欠落はなく、
ー蝶ネクタイ姿の中年男性は有能な探偵か、それともー
真実の分かりづらさについて考えさせられる、面白くも思考ぐらつくミステリー小説だと思いました。

読もうか検討している方がいらしたら、読むべき作品だと思います。
ぜひ読んでみてください！

いかにもと言うべき舞台、突然起こる謎の事件、そして高名な名探偵。
一見ステレオタイプではあるが、しっかりとものにしており、非常に面白かった。

特に、ストーリー構成が非常に巧みで、
先述したように、想像しやすい舞台とキャラクターがそろっているため、すぐに作品に引き込まれる。
思わず私は、ミステリードラマのBGMを流しながら読んでしまったほどです(笑)

本当の真実が明かされるとき、私は「これが推理小説だ」と、改めてミステリーの魅力に気付かされました。

　良く考え抜かれたパズルのような作品。どんでん返しがピリッと効いていて、手軽に楽しく読める。
　舞台や演出は古典的だが、逆にレトロな情緒がありすんなり内容に馴染んでもらおうという読者への気遣いが感じ取られた。
　詳細本作。

あえて短編にまとめる事にこだわったのだと思います。
余計なものを削ぎ落として、ギュッと凝縮されたミステリーに仕上がってます。

本格ミステリを短編だまとめあげるのは難しいですが、作者様はうまく仕上げてます。

3話目から4話目への流れに注目。良い、どんでん返しでした。

4話仕立ての1話目でいきなり犯人が解ってしまう構成にはびっくりしました。

物語は一件落着、いや一見落着するのですが……。

盲点を突かれたと言うか、思わず唸ってしまう結末でした。

ミステリーを描ける人本当に尊敬します！
某探偵アニメの事件簿を見てみると、目が光る推理ばかりで、よく犯人当てゲームを友人としたものです。

さて、衝撃の第4話に驚きを隠せずにいて、まだ興奮していないのは、私だけでしょうか？

すごいですよね。
何が凄いかわからない？
では、この作品を見て共に推理してみましょう！！

証言を冷静に見て、分析したのは私だけではないはず！！
是非ご覧あれ！

誰にアリバイがあって誰にそれが無いのか。
誰ならばできるのか。
そもそもアリバイとは？

この短さで完璧なクローズドサークルミステリー。
あなたも謎解きを楽しんでみては？

さらりと読めるミステリ。

タグにどんでん返しとありますから、皆様もどうひっくり返されるのか考えながら読むと楽しいと思います。

アリバイがあるということ、証言が出来ると言うこと、それが持つ、本当の意味とは……？