小川未明のような美しい文体で,ラストはディケンズの『クリスマス・キャロル』のような救いがここにあります。
ふだんは詩を書いています(自由詩・定型詩)。 こちらは散文ですが、本当はもっと文学的なものを目指したかったのです。
人が生きて家族を見送ったときって…と、自身の経験に重ね合わせて読みすすめました。遺された家族の悲しみは、虹の橋の向こうの家族にも伝わるのではないか。だから「(亡くした家族に)何もできなかった」…続きを読む
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