どの話も一筋縄では終わらない!序盤で思い描いたイメージが覆されること間違いなし!あなたはきっと裏切られる…良い意味でね❤︎
1話ごとに完結している短編集で、読み応えがあります。ブラックジョークにはあまり詳しくないのですが……「こうだと思っていたら、実はこうだった!(びっくり!)」みたいな。そのオチのびっくり感みたいなのが個人的に楽しくて、好きだなって思いました。慣れてくるとだんだん、「今回はどんなオチかな?」とわくわくしちゃって。笑「悪鬼が居る世界」「割の良いバイト」が特に好きなので、もしご興味を持たれた方がいましたら、その2話だけでも「どんなかんじなんだい」って読んでみてください。
後味苦くとも手は進む手は進めど何とも黒い一つ一つ、どのお話も丁寧でしっかりと作られた、良い意味での後味の悪さがあります。ハッピーな終わりではなく、バッドな終わり。でも次のお話も読みたくなる。不思議な引力のある作品群。貴方を魅了するかもしれません。
タイトルの通り、短めのブラックな物語が楽しめます。長編を読むのは気力も体力も使うので大変、という人も、各話数分で読めるこの作品はピッタリです。色んな設定のお話があるので、目次から気になったものを読んでみては?
第二話まで読んだ。いずれもとても面白かった。 皮肉と警句を意識した内容で、ピリッとした味わいを短い時間で味わえる。余計な文章をそぎおとした筋がすらすら頭に入ってくるのがいい。 詳細本作。
まさしくシュール。それでいてそれぞれのキャラが生き生きしていて、やりとりや情景が目に浮かぶようです。王様がその後どうなったのか……。それもまた、読む人の想像に任されているのかもしれません。
短い物語ですが、短いが故に想像する余地が有り余っている物語です。 ラストシーンにしても、コップ王はどうなったのか明かされていません。 登場人物のそれぞれに意味のある単語が着けられていますが、果たしてそこから連想する意味が結末や展開を表しているのかどうかも、読者の想像に任されているように感じます。 高々、600字程度…なのに、想像できる背景、展開、意味は無限大とは、まさしく掌編、私は作者の掌の上でした。