小説を読もうで拝読して、他にも同作者の作品はないかと探して見つけたのですが、ストーリーも面白いのでうが、主人公の性格やおとぼけ感がとても好きです。
周りのキャラクターも味があって読んでいて楽しいです。
下手をするとチート満載な主人公に辟易しそうなのに、主人公が魅力的(脱力的?)で、まぁいいよね。うん、この人にならこのぐらいの能力あってもいいや。無いと心配だしなんて思わせてくれる小説です。
今後の、ほのぼのしながらサラッととんでもない事をやって行ってもらいたいです。ドロドロした下剋上的なものもスカっとする勧善懲悪も嫌いではありませんが、そういう話ばかり読んでいるとドヨンとするので、こういうサクサク読めてほのぼの?する話はありがたいです。
この作品はよくある主人公チート物です、しかし途中から気になって仕方ない
これ主人公の肉親勇者が元々持ってたリアルチートが一番の恐怖じゃね?
まず召喚される条件にかすりもしない主人公を巻き込んで連れてきてしまう、そして主人公は自分にとって過ごしやすい環境を作ってるつもりだが実は勇者が長年かけて調教した結果、勇者にとってより良い環境が主人公のより良い環境のモデルになってしまっている、だから主人公は意識して関わらないようにブレーキかけても意識しなくなった途端に勇者にとって都合のいい影響を世界に与えはじめてしまっている
究極は勇者達がやらかしてる世界への悪影響のアフターフォローを主人公が自分の為に行っている、もう一度言おう主人公は勇者が巻き込んだのである、主人公を巻き込まなかったらあっという間に世界中に災厄がばら蒔かれてた事を思えばこの作品で一番のチートは勇者の主人公への影響力である
そりゃ主人公が一番最初に求めるスキルが徹底的に勇者に関わらないようにするスキルになる訳だ、スキルを得ていてさえ間接的に関わらされるんだから
設定が面白くて一気読みしました。
ただ気になったのは、異世界のんびりものによくある飯回が多いです。
あとは、いきなり脈略もなく新しい言葉(設定)や流れを断ちきる様な行動が多く、落ちつきがないって言った方が早いかもしれませんがそういう印象を受けました。
文章の書き方も、先に説明や流れから入らずに誰かの発言から入る事が多いですが、正直読みづらく感じたのと、その説明部分がすっきり纏まっておらず、思いついた事を後から付け足して書いてある事が多いので、余計にもどかしいというか、もうちょっと纏めたらすごい読みやすいのにって感じました。主人公の考えてる事やカギ括弧の使い方もですが。
ともあれ内容はのんびりものにしては面白く、今後姉との絡みやこの先どうなるのか気になります。更新楽しみにしてます。頑張ってください。