第30話 お誕生日おめでとう

 プロジェクトに所属する日本にいるメンバの大半と同じ部署に所属してはいるものの別のプロジェクトに参加している合計七十人ほどが集まった。

 口火を切るのは、山縣さんの挨拶からだ。そこから、パーティーは始まる。

 日取りがクリスマスの翌日である為か、すでに年末の休暇に入っている人も多く、参加人数としては恐らくやや少なめだろう。

 この一年で見知った顔があちらこちらにあり、目が合うたびに会釈を返しながら、蓉子は司会を務めている。

 オープニングメッセージを今回も山縣さんにお願いしたのは、会の初めから、山縣さんの巧みなトークで場を温めてほしいと思ったからだ。


「今日は記念するべき一年の節目です。なんの節目かというと、コノハが機械の体を得てから一年という事です」


 山縣さんが壇上に上がる。

 彼の背後には、複数のモニタを組み合わせ、成人男性としてはそれなりの身長である山縣さんの二倍近くの高さを誇る複合モニタが、ひとつの大きな映像を映し出していく。

 ドキュメンタリー風に編集されたコノハのトレーニングや、日常、あるいはテストの映像集だ。

 外部の映像会社に依頼することが出来ないので、内部の有識者に依頼したものの、かなりのクオリティに仕上がっている。

 映像がある程度のところまで進んだところで、段々と音がトーンダウンしていき、山縣さんが話を始める。


「総務省は2010年代の半ばにIoTについて、このような定義をして、推進を始めています」


 それから山縣は語りを続ける。映像が再び動き始め、産業データやグラフを鮮やかに描画しながら、山縣の話に合わせて動く。

 そんな演出を仕込みながら、山縣さんの話すテーマはIoTについてのものだ。

 自動車、家電、ロボット、施設などあらゆるモノがインターネットにつながり、情報のやり取りをすることで、モノのデータ化やそれに基づく自動化等が進展し、新たな付加価値を生み出すもの。また、製品の販売に留まらず、製品を使ってサービスを提供するいわゆるモノのサービス化の進展にも寄与する。

 表示されている映像が、複数のグラフや地図といったものから矢印が伸びて線を結び、弊社が手掛けている案件を浮かびあげる。

 案件の紹介へと変化していく。それと同時に、その案件で多くの活躍をしたもの達の名前を呼びあげて、公衆の面前でほめるということを山縣さんは忘れない。

 こういう部分が不思議な人望を得ているいったんなのかもしれないと蓉子は思う。


「これは今までそこまでITとかかわりのなかった分野からのいわゆる異業種参入を生みました。フィンテックと呼ばれている金融業界が有名でしょう。その他に、自分の体重から始まり、肌の質-例えば乾燥肌なのか油分を含んだ肌なのか、それに応じた化粧品の提示などの日常的に変化する状態に応じたサービスを提供し始めたヘルスケア業界と化粧品業界。エネルギーについてもそれは同じことが言えますね」


 そこで一度言葉を区切り、山縣さんは蓉子の方を向いて手招きする。

 舞台の隅の方に設けられた司会席から立ちあがり、山縣さんから招かれるままにステージの中央まで近づく。

 山縣さんは目配せをして蓉子にいったんそこでとどまるように促した後、大きくひとつ頷くと、再び会場の方へ目を向けて話始める。


「また、俺達の生活を支えるものも大きく変化を迎えています。それがなんだかわかりますか。はい、オクムー」


 大仰な芝居のために呼んだのか。そんなことを内心思いながら蓉子は真面目に答える。


「えっと、食べ物ですか?」

「食べ物も将来的に変わるかもしれないね。でもいま現在進行形で変わりつつあるのは物流、つまりサプライチェーンです」


 山縣さんがそう言いきり、手元のリモコンを操作すると再び舞台上に表示されているモニタが動き始める。

 簡単なアニメーションで輸送、物流の歴史が紙芝居のような形で変化していく。手に壺を持って歩くようなものから、段々と飼いならした動物を利用し、車輪を発明し、動力機関を発明し、そうして輸送量も頻度も増えていく。


「かつて、コンテナの登場が大きく世界の物流を変えたと言われています。もちろん賛否はありますが」


 もう大丈夫。ごめんね。とそう小さく声をかけられ、解放された蓉子は、会場へ向けて一礼をした後に、再び司会席の方へ戻る。

 その間にちらりと腕時計を確認すると、山縣さんのタイムスケジュールはおおよそ半分が過ぎたというところだった。

 時間にかなり几帳面に対応する山縣さんならば、そろそろ締めにかかると踏んで、次のプログラムの準備を司会席の傍に控えているスタッフに合図する。

 心得たもので、スタッフも頷いて次の準備へ移動し始める。


「僕たちはグローバルな世界に生きているとよく言われます。グローバルというのはなんでしょうか。代替性と時間という概念の変化だと俺は思います。僕はスペインのハプスブルグ家を高校世界史で習った時、ひとつ印象に残った言葉、フレーズがあります」


 蓉子が意識を舞台の方に戻す。山縣さんの語りは段々と熱を帯び始めていた。


「太陽の沈まぬ国。国ではありませんが、非常に興味深いものだと思いました」


 イギリス海軍にロンドン沖の海戦で負けるまで、無敗を誇る艦隊を持ち、南米の多くを、東南アジアの一部も領有していた帝国。

 日本を離れる前、確か高校二年生の世界史で習った事を案外覚えている事に蓉子は我ながら驚いた。


「僕たちが眠るころ、ロンドンやバーミンガムでは朝を迎えます。そして、目を覚ますために洗練されたイングリッシュブレックファストを食べ始める」


 山縣がここは笑う所だよと小声で冗談めかした言葉を挟みつつ、スピーチは続く。


「いま、ぼくたちの世界を変えようとしているのは3Dプリンタです」


 山縣の後ろには巨大な3Dプリンタで一軒家が作られる様子や、医療機器あるいは軍用機器のパーツですらもそういったもので代替されている現実が紹介される。


「デーくんの好きなすこしふしぎな作品ではない方のSF作品では、機械で機械を複製するという概念が出てきます。僕たちは残念ながらまだそこまでいけているわけじゃない。けど、大きな3Dプリンタがあれば機械のパーツや部品を継ぎ目のない素晴らしい精度で創ることが出来る。モノって、それを必要とするヒトの所に運べてこそ商品価値が生まれます。今まではモノを作る工場とモノを消費するヒトの場所が離れていました」


 でも、もし3Dプリンタ自体が自分よりも大きな3Dプリンタを創ることが出来たとしたら。3Dプリンタが工場と同じように部品を作れたとしたら。工場と消費地は離れていて、それをトラックや船、飛行機で運ぶという発想はどういう変化を遂げるだろうかという問題提起を矢継ぎ早に会場にいるスタッフに向けて投げかける。

 山縣さんはそこまで言い切りると、しばし無言になり聴衆の考える時間をとった。たっぷり十秒ほどが経過してまた、話が始まる。


「アフリカの子供たちにワクチンを届けようという言葉をCMや駅の広告で見る事があります。この『届けよう』という言葉の裏には緻密な技術の積み重ねがあって、それがいわゆる船舶用コンテナ、航空用コンテナを利用した世界規模の物流網でした」


 山縣さんの後ろのスクリーンに、物流構造の変化というスライドがでる。


「社会の中で一番早い流通は情報の移動です。そして、人の移動も圧倒的に早くなりました。けれど物の移動は、コンテナの登場まで、筋骨隆々な日焼けした波止場の男たち。そういう人たちが人力で、あるいはすべて形の違う箱やフルーツが満載の袋、あるいはむき出しの鉄骨をいちいち送り先を確認しながら運び込んでいました」


 また、スライドが移り変わる。

 そのタイミングで会場を見回すと、半分くらいの人が山縣さんの演説に聞き入っていた。残りの半分は熱心に話し込んでいる人たちや、ケータリングをお皿に盛っている人など様々だ。

 本当にいろんな人がいるなと蓉子は内心くすりと笑う。


「今は、違います。モノが港につく数時間も前、あるいは一日前からどういう手順でどういう順番で船に積み込むのか。火の気があると危険なものは、火の気があるものとは一番離して積み込まれます。コンテナは全て、タグで管理されています。波止場の男たちは消え去り、力がなくても知識がなくても、ガントリークレーンの操縦席に座っていたら、適切なオペレーションが機械によって提示される体制が確立して既に多くの年月が経過しました。コンテナリゼーションが海運と空運を変え、結果として陸運も変え、さらに世界の人々の働き方を変化させ、中小企業が世界へ羽ばたくチャンス、従来の港とコンテナ港の新旧交代などを引き起こしたのと同様に、3Dプリンタが引き起こすのは工場革命だと俺は考えています」


 先ほどの説明だろうか。

 究極的には一台の手のひらに乗るサイズの3Dプリンタからでももし工場設備を生み出せるなら。そして、それが無人で動くような工場なのだとしたら、確かにインパクトはすごいものになる。

 とそこまで考えて、音楽がボリュームを落とされていることに気づいて、合図をすると音響機器のところにいたスタッフが全体的なボリュームを調整する。


「移動する工場が引き起こすインパクトは、ちょっと考えても非常に大きいことがわかると思います。いま巨大な三つの変化が世界で起こっています。コンテナリゼーションなどを含めたグローバリゼーション、そしていまいったような技術とその他金融、ヘルスケアとIoTが融合したことにより生まれた技術を筆頭にしたデジタリゼーション、最後にデレギュレーション」


 音量を無事に下げてほっとすると、一瞬だけ山縣さんがこちらをみて、目礼をしてくれた。


「最後のデレギュレーション。いわゆる規制緩和。僕たちはいまこれとデジタリゼーションに取り組んでいるわけです。自動運転を先鞭として、AI-弊社では区別して人口知性と呼んでいますが、その規制を緩和して、コノハモデルが世の中で活躍できるようにしたいのです」


 聴衆の反応はコノハプロジェクトに参加している人と、この部署の中でも参加していない人で綺麗に反応が分かれているように見えた。


「最近はいってきた人の中では、僕たちの部署の中で最大のプロジェクトであるコノハプロジェクトについてあまり知らない人もいますね。コノハプロジェクトは、人間の可能性の極致を保存する為に作られています」


 そこで一度、マイクを下ろし合図をすると山縣さんの後ろにある巨大なモニターの中でコノハの今までのテストダイジェスト映像が流れ始める。それが流れ始めたのを確認してから、再び山縣さんはマイクを握った。


「このプロジェクトの目的は人間としての可能性の高みに立った画家、歌手、演奏家、書道家。そういった方々の可能性をそのままブラックボックスの形で保存します。口さがない言い方をすればコノハによってコピーします。それは、次の世代へのギフトにあるいはなると思います」


 そこで一度、山縣さんは咳払いをして、ちょっと昔の話をしようと思いますとそう告げた。


「以前、俺がこの部署の設立を提言する前のことです。大学院生だった俺は、研究室の教授が懇意にしている仲間内で開かれるアイスワインの試飲会にデー君と共に事務スタッフとして駆り出されていました。俺は酒が飲めないので、教授の懇意にしている方々と顔を繋げればいいくらいの気持ちでした。そこにとある人間国宝に選ばれた方が来ていました。そして、その方には技術を伝える弟子がいませんでした。そして、その一年後社会人になった頃にニュースでその方の葬儀についての情報が出ていて、衝撃を受けました。数百年続いて、劣化したり進化したりしながら受け継がれてきた技術体系が一つ消滅したということでした」


 そこまで一気にしゃべり切ってから、再び間をとった。

 開發もその場にいたのなら、もしかしたら大統領のレコードの話もそうだけれど、こういう積み重ねも記録に拘る今の開發につながるのかなとどこかで線がつながったような感覚を蓉子は覚えた。


「そのことが社会人になった温かい心を持つ私人であり、冷たい心を持つ組織人としての俺にしこりとして残っていました。断っておくと、別にその人のことを知っていたわけではありません。その人の持つ技術に関心があったわけでもありません」


 聞いていた何人かから、そこは何のエピソードもないのかというようなざわめきが起こる。

 山縣さんは苦笑しながら特に意に介していないようだった。


「残念ながら僕たちは研究機関ではなく、営利企業の一部門です。だから、世の中に文化的な価値ではなく、経済的な価値を生むことをしなければなりません。今後、コノハについてのコンセプトについてしたためたレターを日本の文化庁、地方自治体、それから欧米の文化を司る各機関に送付予定です」


 そして生じるまた何度目かの間。


「そして、来年の今日は、今よりも多くの人で、今よりも多くの祝福で満ちている事を俺は期待しています」


 そういって締めくくられた挨拶と同時に、各所でシャンパンが開けられ、ケータリングのオードブルが手を付けられ始める。

 多少の張りつめた緊張がゆるくほどけ、一気に場の雰囲気が華やいだ。


 男性陣の服装があまり変わらないのに対して、女性陣は一つのイベントということで、パーティドレスやとっておきのワンピースなどを来てこの場に来ている人が多いからかもしれない。


 蓉子は司会席で念の為プログラムを再度確認する。

 ここからしばらくは歓談を続けるが、その後ゲリラ的に特別ゲストを招聘している。

 蓉子は今日、このパーティの倍に若手の中でも引く手数多な阿部優というブランドを、部署の予算と友人という伝手を用いて招聘することに成功していた。


 会場が温まってきたタイミングで、会場に流れている音楽がすっと波がひくように静まっていく。

 スポットライトがステージ上を再び照らし出した。


 蓉子が宴もたけなわになった頃合いを見計らって、舞台袖に用意してある食事の処で待っていてもらった優に合図を送る。

 静かに、深紅のドレス姿の優が他の場所よりも数段だけ高くなったステージ上にあがる。会場の人々はまだそれに気づいてはいない。

 それでも、自分に注目する人間が少なくとも、優は一礼をして、旋律を奏でだした。

 音が響くにつれて、談笑の声が段々としぼんでいく。一人、また一人と調べに耳を傾け、段々と旋律だけが会場を満たしていった。

 けれど、それも十数分で終わる。

 優がその音楽を奏で終えると、万雷の拍手が巻き起こった。演奏を始めたタイミングから光量を調整して舞台だけ明るく、会場を暗めにしているお陰もあって、会場の視線が舞台に注がれている。

 蓉子は司会としてマイクを手に取った。


「本日は特別ゲストとして、阿部優さんにお越しいただいています。いま演奏いただいたのはラフマニノフのマドリガル」


 阿部優が演奏した曲目を紹介する。またそのチョイスの理由についてや、その曲目の持つ意味合いについても紹介する。

 実は優をこの場に招待する前に、秘密保持契約を交わしたうえでコノハと会わせていた。

 一線で活躍している優の演奏はコノハにもプラスの影響を与えると想定された為だったからだ。

 それから何度か、優とコノハはセッションを行っている。

 そして、そのセッションはもう一つの狙いがあった。もちろん暗に言語化はしていない。強制はしなかった。命令ではなかった。コノハが弾きたいようであれば、引いてほしいというそういう願いのようなものだった。

 だから、蓉子は演目を話し終えた後、期待を胸に抱きながら目を瞑り、大きく深呼吸をした。

 都合三度、大きく深呼吸をして、目を見開くと、コノハが優の隣に進み出て座るところだった。

 そうして、一曲弾き終えた優の隣に、静かに彼女は座ったのだ。

 蓉子が見守る中で二人はは顔を見合わせて、前を向いた。

 同時に二人のしなやかな白く細い指が鍵盤の上に置かれ、独立したひとつの生き物のように動き始める。


 最初に驚きの表情で見守っていた誰もが、やがて眼を閉じるか椅子に深く腰掛けて、音色を。そう、この音色を聴くのに集中する姿勢を見せた。

 蓉子は零れ落ちそうな涙を抑えるのに精いっぱいで、それでも一音でも聴き逃したくなくて、見逃したくなくて。


 二人の横顔をじっと眺め続ける。

 それは「調べ」だった。音色ではない。ピアノソナタではある。

 けれど、心の内からこぼれ落ちるこの透明な感情はなんだろう。


 澄んでいて、ただこの穏やかな時間に身を揺蕩わせたくなるこの名前のないそれ。

 蓉子は、企画幹事として、山縣さんへの申請や友人とのスケジュール調整をしただけだ。

 それでもやっと自分が仕事をしたのだとそう誰に対しても誇れる気がした。


 会場には、コノハが写真を撮った中から彼女自身が選択した写真が飾られている。

 その中には、あの雨の日、彼女と一緒に映った写真もあった。

 やがて、曲が終わり、拍手が会場を満たした。コノハが方々へ頭を下げている。


「おつかれさま」


 曲が終わるまで、話しかけるのを待っていてくれたのだろう。

 横に開發さんが立っていた。お互いに持っていた紙コップをなんとなくカツンとぶつける。

 そのまま口元に持っていって、一口含んだ。


 開發さんも同じ動作をして、口を開いた。


「お疲れ様。掛け値無しにコノハの『家族』に、そして『隣人』になれたんじゃないかな」

「はい!」


 涙ぐみそうになりながら、力強く答えた。


「そういえば、この曲は、君への贈り物かな」


 こじゃれた笑み。ちょっと見たことがないくらい嬉しげだった。

 蓉子も諧謔的に答える。


「いえ、この曲はコノハも含めた私たちの為のものです」


 視線の先ではテッレから花束をコノハが渡されている。

 満面の笑顔だ。


 写真を撮りまーす。みんながその声に車椅子のコノハを中心に集まり始める。

 この集まりでは集合写真は二度にわたって撮影される。

 一度目は三百六十度カメラで、二度目はコノハ自身がライカを構えて、最後にプロのカメラマンが。


 集まりの度毎に撮影された個別写真や集合写真はアプリケーションを部署内に流通している魔法カメラアプリケーションを通して、どこかの壁を彩ることになるだろう。


 山縣さんから早くというような手招きがあった。蓉子と開發は目を見合わせた後、そちらへ向けてかけて行った。

 ふと飛行機から帰りにみた映画のタイトルを思い出した。その話をいつか、柔らかい態度のあの上司に話したことがあった。


 その映画の邦題は「よき人の為のソナタ」

 東ドイツ冷戦下におけるあるピアニストの夫婦と東ドイツ秘密警察の人の物語だ。

 様々な人との交流を通して、冷徹な心の持ち主から徐々に人間味を取り戻していった東ドイツ秘密警察の彼は、ピアニストの残した音楽に対して、映画のラストで言う。

 これは私の為の贈り物だと。


 コノハと私たちはファミリーだ。それは私達の出会い方が幸せだったからだろう。

 人間とアンドロイド・ロボットが常に幸せな出会い方を出来るとは限らない。

 けれど、お互いに肉の体と機械の体という異なる体を持つとはいえ、私達は隣人なのだ。


 お互いに助け合い、明日を生きていくための。

 良き隣人の為に、私は出来ることを探していく。

 今日よりは明日が、明日よりはその先が良き日であることを願いながら。

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良き隣人の為にできること 夕凪 霧葉 @yuunagikiriha

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