■あとがき■


 つたない文章を読んでいただき、ありがとうございました。


 実は、本作品は某新聞社のウソ放送に同じ内容にて応募したものでした。


「ばあばにはウォークマンなんて使えないわ……」

「それは、カッコいい補聴器だよ!」

 プレゼントした孫たち


 でも、そもそもウソっぽくないので、趣旨が違うと気付き、採用はないと思い、ここに公開いたしました。


 もちろん、本編は話を膨らませて文章を増やしていますので、同じテーマの別作品と考えております。


 なんとか敬老の日よりも前に、形にできてホッとしているところです。



 全ての人ではないと思いますが補聴器を着けている人は、あまり嬉しそうに着けているようには見えないと、私は常々思っておりました。


 より老人であると感じてしまうのではないか? 補聴器が恥ずかしいのではないか?

 もし私が年齢的に補聴器を必要とする立場なら、見栄を張って、あまり着けないようにするんのではないか? とか想像いたしました。


 しかしながら、補聴器がカッコいいのであれば、もっと着けてもらえるかも知れないと考えたのです。


 ネットで調べてみると、ヘッドホン型の補聴器は見つけられませんでした。作られていないのかも知れません。


 もしかしたら、片耳でなければいけないというルールがあるのかも?


 それでも、若者が着けているウォークマンのようにカッコいい補聴器があったなら、装着が必要な時が来ても私は躊躇ちゅうちょしないだろう! と、思いました。


 携帯型ラジオに似せた補聴器はお店で見たことがあるので、私が必要となる頃には、カッコいい補聴器が登場しているかも知れません。いいえ、どうか、登場していて欲しいものです。そんな思いを込めて、この作品を書いたのでした。


 えーと、ラストの『(ハート)』というのは、私自身がハートマークを書けないためなんです。技術が足らなくて、ごめんなさい。

 でも、主人公がお年寄りなので、絵文字を書けないという設定って、考えてしまえばいいのかも知れませんね。

 ハイ、そう思うことにしましょう!


 これだけ書きましたが、最期まで補聴器を使わなくても大丈夫な聴力を維持することが、本当は大切なのでしょう。

 健常者のまま、年を取りたいものです。



 このあとがきも、ラストまで読んでいただき、大変ありがとうございました。

 よろしければ、私の他の作品にも立寄ってみてください。(ジャンルが違う作品がばかりですが……)


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【本編1400文字以下です】「癪(しゃく)なんですもの」~敬老の日、あるお婆ちゃんが孫からプレゼントをもらいました 亜逢 愛 @aaiai

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