料理が趣味で後輩からの面倒見は良いが、ブラック社畜と化している主人公 柳 大樹。
休日出勤、サービス残業当たり前の13連勤を終え献立を考えていた帰り道。空からスーツ姿の美人が!?
彼女の名前は如月 玲華。都内の億ションに住む社長業を勤めるバリバリのキャリアウーマンだ。ひょんなことから、お邪魔させていただくが勧められた食事はカップ麺、酒ばかり。
見るに見かねた大樹は少ない材料を駆使して手料理を作っていく。
料理を通して行われる大人の恋愛飯テロストーリー。ここに開幕。
「小説家になろう」でも連載されていましたが、このサイトでも連載していることを知りレビューいたしました。こちらでも応援してますので宜しくおねがいします。
悦 連載再開、祝 二巻刊行
この作品にはコーヒーがよく出てくるのですが…
主人公 大樹もヒロイン 玲華もブラックで飲んでいるはずなのですが…
何故か”甘い砂糖な”シーンがいっぱいなのです。
洋食屋のキン肉-倅が繰り出す、家庭でも出来る数々の料理レシピと
アパレル系敏腕美人社長が迎え撃つ、自宅で魅せる数々のポンコツ表情が
読む人の胃袋?(興味)を鷲掴みにして放しません。
なろう歴の浅い僕が、そのまま単行本を購入してしまいました。
そこに添えられた挿絵と番外編は何ともおいしゅう料理に仕上っております。
一度メニューに目を通して頂き、オーナー(櫻井 春輝)さまにオーダー(感想)をしてみて下さい。
御支払いは3ポイントまでの星のお金(評価)になります。
こんな時期でなくともハマってしまう香りが漂っている料理(作品)をお楽しみ下さい。
カクヨムに偶然飛ばされて半月。
活字を読む楽しさを急速に思い出しつつも、幾つかのお気に入りの新作待ちに少々暇を持て余していた頃。
活字を頭が欲していることに無視を決め込むことも出来ず、トップページに並ぶ数多のタイトルに「次は未踏のジャンルにしよう!」と決めながらも、どうすればいいのか分からずウロウロしてた私に飛び込んできたのは「書籍化」と「B人お姉さん」の文字。
後半の意味は不明だが、書籍化されたのなら面白いに違いない!と読み始めました。
なるほど。ブラック会社に勤める主人公と、ホワイト会社の年上美人女社長との、料理が紡ぐあまーい日常を描いた作品なのか...
...と思って読み進めていた。いたんだけど、なんだか気付いたら自分の過去を色々と思い出しながら夢中になって読んでいた。
ああ、そういえば自分の伴侶も昔は(今もか?)ポンコツだったなあとか、私の作った料理を美味しそうに喜んで食べていたんだよなあ、なんて思い出しながら、2人に若かりし頃の自分たちを無意識に重ねていた。
主人公の後輩達のストーリーには、いつの間にか自分の中から失ってしまったキラキラしたものを思い出し、なんだか切なくもなってしまった。
さらにコミカルに話が進むものだから、楽しくてついつい次へ次へと夢中になっていました。
人生とは穏やかな時ばかりでは無いことを知り、その荒波の先には自分で塗り替えることも可能な新しい景色が待っていることを知ってしまった初老の私にとって、若い主人公達がどんな未来を紡ぐのか興味が止まりません。
ああ、いいな。
主人公達のキラキラした日常に、羨ましく、心洗われ、気持ちが揺さぶられた作品でした。
とても良い作品でした!
キャラクターの際立つ個性!ポンコツ社長の愛らしさ!そして何よりキャラの掛合いが素晴らしい!
気付けば一気に読了し、年甲斐も無く胸キュンしました。
自分も何かを頑張ろうと思う気概になります!
私個人も調理師だった過去とブラックな職場だったので、料理回には共感と新発見!
後輩ちゃん達と錆筋肉主人公の掛合いではブラック企業アルアルで胃がキューっとなりました。
ブラック企業とはいえよく言った物ですね、黒は光を吸収する、しかし黒いまま、周囲の人からの白い救いはあっても余程強い光でないと何も変わらない、自分の色を勇気と根性で変えない限りは、、、
過去に大樹さんのような方がいてくだされば自分も色を変えれたのかもしれません。
どうにも変えることの出来ない過去を癒してくれて、尚且つ新たな気概を与えて頂きました。感謝します。
長文失礼致しました。
作者様もこの様なご時世ですか、健康に気をつけ、ご自愛下さい。続きを心待ちにしております。
仕事のできるクールな年上のお姉さん、実は私生活はチョット・・・・
そんなカッコイイけど少しポンコツな可愛い女性と、年下だけど自分をしっかり持った一寸とワイルドで古風な男性のもどかしいようなニヤリと笑うようなお話です。
普段はラブコメって読まないのですが、チョット見てみたら延々と読んでしまいました。
話の進み具合はゆっくりでこのようなペースで大丈夫かなと心配になりますが、キャラクターの描写は丁寧で文章も読みやすいです。
モンスター文庫から一巻が発売されています。
ラノベでラブコメってなんだかありそうであまりないような気がします。異世界転移しません!
チョット良い話です、是非ご一読ください。