や：屋敷神

え：描かれし花を

さ：捧げらる

く：薬玉早き

ら：爛漫の春

【雑記】

　近所の八重桜が咲いた様で、その艶やかさを想像しながら。

　アマビエの描かれる今日日。薬玉も端午の節供を待たず登場しそうです。

　現代は消毒臭が漂い、昔は薬玉の香を燻らせる……清浄の感覚と匂いは近しいのでしょう。ですので「早き」は「時期が早い」「香りが強い」何方の意味でも。

　これも「や」と「ら」が入るので、言葉選びが難しかったです。

【意味】敷地内の小祠に（今年は）絵の花が捧げられている　時季ではない薬玉が強く香る花咲き乱れる春に

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