慣れないや
石越源蔵
第1話 慣れないや
あーあ、何回やっても慣れないや
ステージでの本番も
またできた口内炎も
毎日の通学も
夕方降ってくる雨も
打つのが遅いタイピングも
やかましい広告も
でも、その慣れないものの中にこそ
きっといい事があるはずだ。
いや、きっとある。
そしていつかそれに慣れた時、
初めてそのいい事が
見えてくるのだろう。
僕はそう信じている。
僕は今日もそう信じて、
今日を生きている。
慣れないや 石越源蔵 @isikosi3834
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。慣れないやの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます