小屋は安息地であって、目的地ではありません。

頂上を目指すために、必ず通るその小屋。
ストーリーテラーの老人には、どこか悲しそうな印象もあります。

人生100年と言えども、心の底から好き勝手できるのは、ほんの一瞬。その一瞬をどう過ごすかで、これからの人生も決まってくる気がします。

遊び心ある描写と、物語全体に漂うメッセージは、アーティストという大きな意味で捉えると、私たち物書きも一緒なのかもしれませんね。

一瞬のためにどう生きるのか。
分かるのは、前を向いて歩き続けないと、決して頂上にはたどり着かないということです。

なんだか身に染みちゃいました笑