昼の悪魔の天敵

リーフ

昼の悪魔の天敵

私の名前は伊佐未ゆう子、わたしには昼の悪魔がいる。


「またお昼ごろにあらわれないわよね」


私は冷蔵庫の隅を確認しながらあの天敵がいないことに安心した。


「はあー良かった、そうだ見たいテレビ番組があったんだったわ」


私は見たいテレビ番組にを見るためソファに横になった。


「ぶっはっはっはっ、そうだったのー」


私はテレビ番組の内容がおかしくて大笑いしていた。


がさっがさっ……


「うん?」


私ははがさがさという音に気付いた。


「もしかして、あらわれたという奴が……」


私は近くのタンスの上にある殺虫剤を手に取り、音のした場所に移動した。


「ここに奴がいるのね……いいわ先制攻撃よ」


私は天敵が姿を現す前に殺虫剤をプシューと吹きかけた……すると


「ぎゃああああ!!やつの大群がこんなに!」


そう天敵の大軍はあまりの私の放った殺虫剤の勢いにぞろぞろ出現した。


「あっ……きゃあああ!」


私の足に天敵が駆け上がってきた。


「うんもっー!こっちに来るなあああああ!」


私は足や天敵の大群に向けて目いっぱい殺虫剤を吹き掛けまくった。


ピーピーピー


「なに、なんなのよ!!」


殺虫剤のガスを検知した検知器が音をアラームのようになりだした。


「びっくりするでしょうが!!」


私は検知器ののコンセントを無理矢理取った。


「とっ、とにかく壁に逃げ込んだから安心して良いわよね……」


私はあまりの疲労にとぼとぼとソファーに寝ころんだのであった。

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昼の悪魔の天敵 リーフ @tanuki1356

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