なんでもないようなことが、しあわせだったとおもう。。。

ある家族の長男が、麻疹(はしか)を発端にして麻疹性脳炎、髄膜炎、髄炎、肺炎を罹患し、長期の昏睡状態から回復するまでの90日間を綴った実話となっております。

昏睡状態の長男に寄り添う家族と、医療従事者たちの行動や心境に胸を熱くさせられ、命の重さや尊さについて考えさせられたり、身近な人達との死別について、改めて考える切っ掛けを与えてもらえるお話しとなっております。

そして、日々難病と闘っている人達が確実に存在している事にも気づかせてもらえ、何気ない日常がどれだけ恵まれた環境なのか、改めて考えさせられるお話しでもあります。

身近な人達や全く知らない他人だろうと、読後は今迄よりも優しく接する事が出来るようになると思いますよ♪