メイデンは本懐を果たせない

機械はあくまで機械的に物事を咀嚼し学習していきます。人間ならそれは成長と言い換えられるのでしょうけれど、セクサロイドに本懐という単語に含まれる人間的な意思はきっと備わっていないのでしょう。語り口からもそれが窺えてきます。

この物語はそんな重大な欠陥を持つセクサロイドと孤独な少年が出会うことから始まっています。重大な欠陥とは、本来の用途を満たしたら男性器がバイバイするという先天的に有している自動去勢機能のことを指します。やばい。

そんなやばいセクサロイドの本懐ではない機能と行動が、孤独な少年とどのように触れ合い、物語を織り成すのか。気になります。