伏線の量がやばい。転生要素弱めだが文章力も高く世界観に引き込まれる作品

タイトルはパッと見最近のありがちなラノベですが中身は一線を画します。
まずは伏線の量。これがかなり多いです。物語も多分まだまだ序盤でしょうがそれにしても伏線をしっかりと意味ある形で張っていて読んでいてとても先が気になってくる作品です。
戦闘描写も細かく臨場感があります。
また、少なくとも現段階では主人公が無双!オリジナルのスキルで最強!という訳ではなく要所要所で主人公独自の魔法を使います。とはいえそれで必ずどうにかなるという訳でもなくちゃんとパーツのひとつとして組み上がっていく感じです(伝わりにくいなこれ)
そして一番大事な(笑)恋愛面ですがハーレム系です。
しかし主人公に軽さは全く感じず女の子たちのハッキリとはしていないものの感じる好意、ふとした瞬間にドキッとする主人公、これらがとても初々しく久しぶりに全員幸せになって欲しいと思えるヒロイン達です。数も現状多くなく3人です。個人的にはあまり多すぎるのも覚えきれず大変なので5人ぐらいまでがいいなとは思ってますw
ヒロイン一人一人に確立した魅力があり、まだそれぞれに秘密も隠されているのでそれらが今後どう明かされていくのかも楽しみです。
最後にやはり主人公の魅力も大きいです。ハッキリとした考えを持ち、それでいて細かい気遣いやさりげなく女の子達に接することも出来最高の男です!
そして1番の謎が主人公に隠されているというのもいいですね。転生要素は弱めであまり前世のことは絡んできません(個人的にはそちらの方がよき)
しっかりと今を生きようとして必死になる主人公達が素晴らしいので是非読んで欲しい作品です。
長文になりましたがこれだけでは語り尽くせないぐらい面白い作品ですので是非!