第4話ドアをノック

こんこんこん。

ドアが鳴る。あたしは悟って玄関に立つ。

「こんにちは。ずっとお会いしたかったんですよ。さあ、ゆっくりお茶でもしましょう。」

あたしはドアを開けて、ゆっくり微笑んでみせる。

あたしのお客様に。

ずっと待っていたみたいに。

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おきゃくさま 風子 @yuu1204

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