お願いだ。

 君にお願いがある。

 僕の、捕まる前の唯一の友人だった君にお願いがある。


 これを受け取ったら、ブログでもツイッターでも小説投稿サイトでもなんでもいい、とにかく全世界に向けて発信してほしい。このレポート(とはちょっと違うかもしれないけど)を公開して、僕がどれだけ壮大な陰謀に巻き込まれているかを世に知らしめてほしいんだ。


 そして、如何に日本が窮地に陥っているか――いや窮地という表現は違うね、もうおしまいなんだから。……ともかく日本がやばいかを伝えて欲しい。

 これに気付いてしまった僕には、みんなに知らせなきゃいけない義務があるんだ。

 面倒かもしれないが、どうか頼む。


『追記』


 君のことだから分かってるだろうけど、もし誤解されてたら怖いから一応追記しておく。


 僕は変態なんかじゃない。

 街中でちんちんと言って喜んでいたのは趣味なんかじゃなく、そういう洗脳教育をされたからなんだ。


 この逮捕は不当なんだ。

 迷惑防止条例違反だなんて、そんなのあっていい訳がない。

 僕が二回も刑務所に入らなきゃいけないなんて、そんなの間違ってる。


 だから、僕の名誉のためにも、本当にどうかお願いします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

とある、ちんちん日本終末論。 月見里緑 @mousen-moss

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ