映画と小説の狭間で

芸術、という言葉を安易に使うことは避けたいと思いながら、けれども小説はその芸術性を放棄すべきではないという想いをわたし自身が思い起こしました。
だって、映画はそれを放棄してない。
映画は人生である、という短文が今でも成立するように、小説は人生である、という一文を取り戻したい。
そう感じさせていただきました。
切なく苦しく、そして美しい短編です。お勧めいたします。

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