スイッチ
螢田 明
プロローグ
午前6時、目が覚める。
ベッドから起き上がり、台所で蛇口をひねる。流れる水道水をコップに入れて一口飲む。不味い水が体内に流れる。あー、今日も始まってしまった。
朝のルーティンは決まっている。水を飲み、顔を洗い、コーヒーをセットする。その間に着替え、テレビをつける。ラジオのように聞いているテレビのやけにハイテンションな声が、今日1日をより憂鬱にさせる。
支度を済ませて、セットしたコーヒーを飲む。このコーヒーを飲んだら行かなくてはいけない。ゆっくり飲んでも30分後には駅に向かわなくては。
僕の1日が始まってしまった。
スイッチ 螢田 明 @you_shiran
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。スイッチの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます