『 天使の涙 』光の妖精サニーが見ていたお話
乙音 メイ
『天使の涙』光の妖精サニーが見ていたお話
『天使の涙』
~光の妖精サニーが見ていたお話
乙音メイ
ボクの名前はサニー、太陽内部の光の王国に住む妖精です。
今日は、惑星テラに乗船した時に見たお話をします。
*
テラの天上に住む心優しい天使がいました。恥ずかしがりやなので、名前は仮に「サラ」としておきます。
この日サラは地上での胸打たれる光景を目にして、思わずポロッと、一粒の美しい涙をこぼしました。
ちょうどその時、サラのことを神さまが見ていました。
神さまは愛娘のサラを溢れるほどの愛で、
「癒す!」
と、言ったその一瞬のことです。
サラの涙に、神さまの慈しみある「癒しのエネルギー」が封入されました。
そして、神さまのエネルギーが封入された涙は、テラを取り巻く大気の雲の中に落ちていきました。
雲を構成する雲つぶは、水蒸気の集まりです。気体ですが、元は水です。
神さまの「癒しのエネルギー」が封入された天使の涙は、あっという間に、雲全体に広がっていきました。
*
ボクたちの恒星である太陽の熱に温められた、テラの地上の水は、どんどんと水蒸気になって空気中に散ります。そして、テラの大気中の上空高く神さまの「癒しのエネルギー」が転写された雲に、到達します。
やがて雲は、厚みを増し、一つひとつの雲つぶは、大きく重くなり始めました。
雨です。
神さまの「癒しのエネルギー」が宿った雨が、テラの地表に落ちていきます。
地も海も、雨のしずくが一滴落ちるごとに、慈しみ深い神さまの「癒しのエネルギー」が広がっていきます。
*
まず、魚や海草が変化を感じ取りました。活力を得て、さらに生き生きと動き回っています。
浄水場にも、雨のしずくが落ちました。ですから、蛇口をひねって出てきた水は、すでに慈しみ深い神さまの「癒しのエネルギー水」になっているのです。
この水は、柔らかくて美味しい、だけではありません。
慈しみ深い癒しのエネルギーとは、神さまの特質である「愛」そのもののエネルギーが、入っているのと同じなのです。
テラの住人は、飲み物や料理に使用したり、お風呂に使ったりしているうちに、愛を体現しやすい人なりに変化していきました。
逆に言えば、愛から離れた行いは、しずらくなってしまったのです。それは素晴らしい変化でした。それを見ていたボクも、とてもうれしかったです。
元々テラ人も、神さまの子どもが、ちょっと変身して人間として演じているのですから、素の自分に戻っただけである、と言うことができます。
加えて、人間の体の構成成分は、水分70%で出来ているため、内側から変化することは、自然なことだったのです。
海に落ちた「癒しのエネルギー」の宿った雨のしずくは、こちらも、テラ星の70%が海であるという条件が幸いして、愛の周波数に満ちた惑星へと、スピーディーに変化していきました。
宇宙空間には、回転するクォークが満ちていますが、そのうちの中性子が意識をし、陽子が、意志としての愛を発信してその働きをしています。
人の幼子が「アバ、父よ!」と言えば、父が何でも理解してくれる、そんな宇宙の共通言語が「愛」なのです。
衛星も惑星も恒星も、人や動物も星の子であり、宇宙の一部です。
ですから、愛の周波数に満ちた惑星に変化したことは、これもまた宇宙の摂理によく
*
ボクは、後でスターシップのクルーたちから聞いたのだけれど、テラの人々は慈しみ深い神さまの「癒しのエネルギー」によって、細胞のDNAレベルまで癒されていったため、容姿も「神の美」に近づいたということです。
神さまの愛娘、優しい天使サラさんの、一粒の涙が巻き起こした、とてもハッピーな出来事でした。
こんなにステキな転換点の目撃ができて、ボクも幸せです。またぜひ、テラに遊びに行こうと思います。
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「サニーがテラのみんなに伝える、言葉の解説」 乙音メイ
「クォーク」について
①〔テラの英語:quark〕素粒子よりも小さい基本粒子。『三省堂国語辞典 第6版』
②〔テラの英語:cau(カウ)〕
【回転をしながら球体になっているエネルギー。
回転半径はたいへん小さく、球体の大きさもものすごく小さなもので、10-94~54cmくらい。宇宙語でoctstop(オクツトップ)という物質が回転運動をして生み出したもので、宇宙に、ひいては体の中にも充満している。『宇宙からのメッセージ「波動の法則」足立育朗著』~P88】
③クォーク内の「中性子」と「陽子」については、どちらも微細な波動波を出しながら回転をしている。
本文中に「中性子が意識をし、陽子が、意志としての愛を発信してその働きをしている」と、ボクは記述したけれど(これはテラ星の足立博士の言葉だよ。君たちの言語では、この表現が一番わかりやすいでしょう?)、要は、愛のエネルギーを出しているのだ。
その二つの原子が組み合わさり、回転運動をしている様を、花にデザインして物質化させたら、「ヒマワリ"Sanflower"」が誕生したよ。実際に、神聖幾何学フラワー・オブ・ライフ=無条件の愛を表現している、この言葉の源になった)金星の人々は、自分の家族がいっぱい出向いているテラに向けて、その種を氷詰めでプレゼントしたよ。
中性子と陽子が回転運動をして、フラワー・オブ・ライフを模しているクォークに話を戻すよ。いいかい、それは体の中に数えきれないほど「愛の発信器」があることと同じなのさ。何となく頼りにしている脳やハートよりも小さな、目に見えないほど小さな原子が、意識的に「愛」を放っているのだから、その原子核の集合体の体を持つ自分は、「認識して愛でいる」ことが肝要なのさ。さらに、このことはボクたちが何故、宇宙に存在しているのか? ということの理由だと思う!
付け足すと、「ヒマワリ"Sanflower"」は、ボクのいる(抽象的に言うと)太陽内部の王国(詳しく言うと、ワームホールの向こうがあまりにも光り輝いているためみんなが「太陽」を物質化させたよ。テラの人々が見ている太陽の後ろには、光り輝やくワームホールが4つ整列しているよ。お「
そして、金星からテラに、種の氷詰めをドガン! と贈られたはずさ。光のリボンを付けられ、ほうき星に乗せられて!
「アバ、父よ!」について
テラ星の驚異的ベストセラー『新約聖書』の中の言葉。ローマ人への手紙8:15/ガラテア人への手紙4:6から。
そういえば、この書物のヨハネの第一の手紙4:8には「God is Love 神は愛」と、ズバリ本質を突いた表現があった。宇宙に在るすべての存在の潜在意識下で知っている情報が、テラの書物にも、時空を超越してすでにあった。それを目の当たりにして、ボクはとてもうれしいよ。
それから、サラのお父さん神さまにも、お父さん神さまがいらっしゃるよ。順番にたどると、宇宙創成の創造をした存在"LOVE"に行きつくのさ。君も、お話をしてみるといいよ。
「星の子」について
宇宙に存在する有機生命体製の宇宙船、星、人、動物、これらはすべて星の子である。
テラの、酸素を基準に、その原子数を100としたときの相対値を比較し、構成する元素数の比較をしてみたよ。そうしたら、「宇宙」「テラ人」は、水素、炭素、窒素、で多くが構成されていて、この4元素だけで90%以上を占めている。
宇宙もテラ人も丸ごと一つの血縁家族なのだ! Wow! Happy!! Excellent!!!
「DNA」について
〔テラの英語:Deoxyribonucleic Acid〕デオキシリボ核酸。遺伝子を構成している物質。テラの『三省堂国語辞典 第6版』によれば、「二重のらせん構造を持つ」とある。しかしながら、原初の創造では、ヒト型のDNAは36本のらせん構造が意図されていた。その断面は、日本の国章の菊家紋の花びらの数を36枚にしたようなものと思ってみてね。
今、テラ人は、その本来のDNAに戻る過程にあるよ。
*************************************了
この作品は、筆名:乙音メイが、木の実コルリとして日記代わりの自己ブログに発表したものを、少し膨らませて書いたものです。よりハッピーなものとしてお届け出来てうれしいです。
ついでながら、以前の「お話の時間♪朗読『天使の涙』」 はここにあります。https://ameblo.jp/ureshiureshi523481/entry-11484365374.html
『 天使の涙 』光の妖精サニーが見ていたお話 乙音 メイ @ys-j
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