第7話 あけぼのいろへの応援コメント
落とされなかった……。疑ってごめんなさい。
作者からの返信
コメント、レビューありがとうございます!
落ちはしなかったけど、解決もしてないので、この後落ちる可能性も多分にあります。頑張れ少女たち。
第5話 くらやみいろへの応援コメント
陽澄さん何かされたのかよ……心配になってくるわ……。
まぁ、女子同士のごたごたは男子には理解できないけどさ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
フィクションですよ!
でも小学校中学年〜中学にかけて、毎年このレベルのいじめは必ず存在しました。教室なんて地獄ですよ。
第4話 きりさめいろへの応援コメント
この間はショベルフックで今度はジャブでじわじわ削っていく感じ……。
嫌いじゃないのがまた……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
自分は傷付きたくないと逃げた。でも加害者にもなりたくない。
割とこういう立ち位置の子は多い気がしますね。
第1話 うすもやいろへの応援コメント
転勤族僕共感の嵐……。
転校初日は馬鹿みたいに緊張するよな。
声かけてもらえるのも嬉しいような鬱陶しいような……。
なんて思い出が蘇りました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
転校生、めちゃくちゃ囲まれますよね……笑
初日で人間関係の方向性とかいろいろ決まってしまう気もするので、相当緊張しそう。
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
もう、すずめさん、今拝読するんじゃなかったです。(´;Д;`)
夕飯の支度しなきゃいけないのに涙が止まらない。
夫が帰宅する前に顔直さなきゃいけません。
二人、どっちにも感情移入してしまいました。
大谷グループにひとこと言いたい。
色んな感想がありますが……ご紹介で詳しく感想書かせていただきます。
また泣くんだろうな、私。
教えてくださりありがとうございます。m(__)m
作者からの返信
ハナスさん、読了とコメントをありがとうございます!
なんと書き手冥利に尽きる……!。゚(゚´ω`゚)゚。
この作品、教室の空気を思い出して吐きそうになりながら書いた思い出があります。
いじめはきっとなくなりません。
加害者に面と向かって注意できれば良いけれど、難しいですね。
奈々実は夕希を傷付けてしまったけれど、自分なりに戦うことを選びました。
頑張れと、作者の私も思います。
『カクヨムの天使』、楽しく拝読しています。何作か、ご紹介の中から読みました(≧∀≦)
本作をご紹介いただけるのも、楽しみにしていますね!
(この作品にお寄せいただいた、たしぎさんのレビューがめちゃくちゃエモいので、宜しければご覧ください)
編集済
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
最初は転校生の奈々実がターゲットになると思っていたのですが、夕希だと分かった時に、ああなるほどー、と、ちょっと騙されていました(よく騙されます)
新しい環境に入って不安な自分に声をかけてくれた、というのが大きな伏線になっているのに、色々おとなの(子どもですが)事情が分かった時にそういうの忘れて保身に走るのが人間で…。子どもの社会ではあるけど、大人の社会の縮図でもあると思います。
悲惨ないじめのシーンがあったら辛そうだなと思っていたのですが、じわじわと怖かったのは社会の屁理屈と圧力の方ですね。そこに屈して安全なところでほっとする奈々実は、そのままならいじめの共犯者になりえたはずです。この子が自分の心に正直な子でよかった。夕希を目の前にして言葉が出なくなって泣いてしまうところは痛いほど心情が伝わって泣けてきました。
このラストシーンには希望を持ちたくなりますが、同時に小さな不安もあったり…。夕希はこれから奈々実とどんな関係を作っていくのかなと。一度裏切られたと思う気持ちは金魚じゃないけどひびを入れると思います。ここからの二人が子ども社会の圧力に屈しないよう、確かな友情を育んで、学校生活を送って欲しいです。
女の子ならでは(かな?)の漫画雑誌とかお絵かきとか、そういう小道具づかいがリアルで効果的ですね。
子どもの世界の独特な繊細な感じを思い出させてくれました。
長々と失礼しました。
たしかに小学生、中学生にぜひ読んで欲しいと思う作品ですね。
作者からの返信
柊さん、コメントありがとうございます!
転校生がいじめられるということもよくありますが、初めて仲良くしてくれた子がそうだった……というパターンでした。
いじめはもちろんですが、教室で一人ぼっちになってしまうことですら、あの頃はもの凄い恐怖感があった覚えがあります。目立つんですよね、教室は狭いから。
高校生くらいになれば、あからさまないじめは多少減りますが、大人社会であっても人間は基本的に同じですね。
奈々実視点のお話なので、夕希の心境をどう表そうかと苦労しました。
仰る通り、一度裏切りを受けているわけなので、また奈々実を信用するのは少し難しいかもしれません。
でも、自分の心にちゃんと向き合った奈々実なら、この先は逃げずに夕希に寄り添えるんじゃないかなと思います。
それが、大人しい子ならではの戦いなのかな、と。
小道具を褒めていただけて嬉しいです!
色鉛筆のくだりは、実体験を織り交ぜました。
素晴らしいレビューも感激です!
本当にありがとうございました!!
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
サブタイトルの色彩は、少女の心の「いろ」ですね。涙の色のあとに「ゆうやけいろ」と「あけぼのいろ」があり、救われました。被害者にも加害者にも成れない傍観者と言う立場の心が、既に加害者なのかもしれません。葛藤を越えて「自分の気持ちを捻じ曲げて、大切なものを傷つけるのはもう嫌だ」の境地に辿り着く姿が、神々しく正しいと感じられます。
素晴らしい物語です。読ませていただき、ありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
コメントありがとうございます!
サブタイトルにも触れてくださって嬉しいです(*´-`)色鉛筆っぽい雰囲気で、しかし実在はしない色の名前にしてみました。
私自身は、奈々実のような立ち位置でした。
でも、こんな風には自分を強く持てなくて、あの頃何もできなかったということが今でも消えずに残っています。
いろいろ感じ取ってくださって、こちらこそありがとうございました!!
第4話 きりさめいろへの応援コメント
閉鎖的空間に人が集うと、生きものは徒党を組む傾向にあるのでしょうか。その徒党に属せない者には、辛辣な言葉を浴びせますね。少し人と違う。それだけで標的になり、スケープゴートを見殺してしまう少女の心が、痛く伝わってきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
不思議なことに、一つのクラスの中に必ずいくつかの派閥みたいなものができてしまうんですよね。女子グループの中でも、ボス的な子はやたら怖いです。
だからって、見て見ぬ振りするのも辛いですね。それが仲の良い子だったりしたら特に。
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
自分にも覚えがありすぎて、ハラハラしながら読ませていただきました。
私も子供の頃転勤族だったので、初めての学校への不安とか、声をかけてもらえた時の嬉しさとか。ほんのちょっとの誰かの言動に傷ついたり、嫌な噂をされている子に何もできず黙ってたり、友達と一緒にお絵描きするのが楽しかったり…。
もう、後から後から昔を思い出して、うわー!あるある!と叫び出しそうでした。
幸い、特にいじめられたことも、いじめを強制されたこともなかったので、そこは想像の範囲になりますが…
奈々実ちゃんが、勇気を出してくれて、本当によかった!嬉しいです!
これからも色々あると思いますが。
きっと、今回のことは二人にとってとても大切な経験になったと思います。
陽澄様、非日常な世界を書かれる時も凄いけど、こういうすぐ近くに転がっている出来事を書かれる時もほんと凄いです!
リアルで繊細な表現力に、グイグイと惹きつけられてしまいます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
共感していただけて、とても嬉しいです(*´-`)
教室の空気、今思い出してもよくあの中で生きてたなぁと思います。
特に小学校中学年から中学にかけては、あの中で居場所を見つけられるかどうか、そればかりを気にしていたように思います。
私もいじめを受けたり、いじめに加担したりということはなかったんですが、仲のいい子がいじめられていました。
奈々実は私です。あの時は本当に何もできなかったなぁ……と、未だにちょっと後悔します。
お褒めの言葉、すごく嬉しいです!
どんなものを書く場合でも、リアリティが出せていればなぁと思っています。
今回もとてもご丁寧に感想をいただき、ありがとうございました!
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
ラストは、他に比べてかなり短くて驚きましたが、「これで良いんだ」とスコンと胸に落ちる気がしました。
これからに不安はありますが、二人で支えあうことを祈ります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
最終話はエピローグ的なものでした。
二人の本当の戦いはこれからなのでしょうね。
素晴らしいレビューもいただき、感激しました。ありがとうございました!
第6話 ゆうやけいろへの応援コメント
奈々美は、自分が卑怯だと言っていましたが、そんなことはないと思います。そうやって傷つくことができるのは、誠実だからです。
大人に頼って関係が良くなるものでもないし、どうにかするのは難しいけど、帰り際の二人の様子が綺麗なのが救いです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そうですね、中には自分の非を認めようともしないまま大人になってしまう人もいますからね。
こういう問題って、大人はほぼ頼りにならないですね。
上部だけの居場所じゃなくて、本当に誰かと心が通じた瞬間というのは、大事な繋がりになるはずです。
編集済
第5話 くらやみいろへの応援コメント
居ますね。相手の非に対してメチャメチャ激しく反応する人。
言ってることは正しいのかもしれないけど、正しければ良いとは思わない。寛容からはほど遠いと思います。
見ているだけで、気分が悪くなる行動ですが、見ること以外なかなかできないですね。奈々美のラストの気持ちが共感できました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こういう人って、自分の意見をさも大勢の意見の代表のように言うんですよね。
「見ること以外なかなかできない」、本当にそうなんですよね。これに反論しようとするには、物凄い労力が必要です。
共感いただけて、ほっとしました(*´-`)
第4話 きりさめいろへの応援コメント
読んでいると、自分の小学校のことを思い出しました。菌。そういうの、確かにありました。私は加わることはなかったけど、さりとて止めることもできなかった。
その子は、比較的ほんのすこしだけ、他の人に比べて壁を感じずに接してくれていたけど、何もしてあげられなかった。苦い記憶をふと思い出しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
やっぱりありましたよね。触った触ってないで騒いだりとか、バリアで防いだりとか。された方としたら、そういう「おふざけのつもり」みたいなことですら屈辱だっただろうなと思います。
何もできなかったということですら、苦味になってしまう。閉鎖社会は恐ろしいです……
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
みんなのコメントやその返信読むのも面白いです。
↓本文の内容と全く関係ないですが、ウケました
>コケコッコーかあちゃんさん(溢れ出るアグネス・チャンさん感
すずめさんの中で読んだのにはないタイプの中編でした。よかったです。いじめ問題に真っ向から挑んだ感じですね。いい終わりでした。学生たちに読ませたい内容です
作者からの返信
れいなさん、読了ありがとうございます!
みなさんそれぞれの考えが、沁み入ってきますよね。
>(溢れ出るアグネス・チャンさん感
「ちゃん」や「くん」までが名前の人にどう呼び掛けようか、いつも一瞬迷います 笑
短い作品は、現代舞台のヒューマンドラマや恋愛が多めですね。
そう言っていただけて嬉しいです(*≧∀≦*)
素敵なレビューもありがとうございました!
第3話 あまぐもいろへの応援コメント
いじめの開始ですか。。
〜であるらしい、オッケーです!すみません、そう言われると普通でした(昨日は誤字かと思ったけど、今見るとどこで違和感あったから忘れました、すみません)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こういう変なあだ名とか「呪い」的なものって、割と毎年クラス内であったように思います。
いえいえ、私も結構、方言をそれと気付かず使っていたりするので……笑
編集済
第2話 あおぞらいろへの応援コメント
読み始めました。わたしも転校生俗でしたので、昔を思い出しながら読んでます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
転勤族の子は大変ですよね。移動するたびに人間関係がリセットされるのは、かなりのストレスだと思います。
「〜であるらしい」
私は全く違和感ないんですが、変ですかね?
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
こんばんは。
この子との関係は終わったんだな、と。どこか自分の心の中で線を引いたあと、それをまた踏み越えることの出来る子と出来ない子とが居ます。
夕希はどうやら、前者のようです。
ただそうであっても、相手がちょっとどうこうしたからと、そう出来るものではありません。奈々実の言葉や仕草に、信頼出来るものを見つけたのでしょうね。
道徳的に、どこかに明示してあるような謝罪があったからとか、そういうことでなく。奈々実が自身の行動を悔いたからとかでもなく。
この子は私のことについて、本気で考えてくれているなと、その一点ではないかと私は思います。
別の言い方をすれば、上辺でない関心を自分に向けてくれたのだと感じたのだろうと。
大人になってのそれはまた違うのかもしれませんが、子どものいじめに憎しみとか恨みとかはほとんど関係ありません。
いじめを正当化するための方便として、利用することはあるでしょうけれど。
なんとなく気に食わないなにかがあって、その子をいじめることでなんとなく自分が多数に加わることが出来て。
いじめる対象に、強い思いなんてありはしません。
このお話で心配なのは、奈々実が強い心で夕希と笑いあったその後です。
小説の描写としては、良い方へ向かう感じですけれども、そうなればいいなと老婆心です。
◯◯菌って、いつの時代にも使われるいじめの方法のようですね。そういう誰しも見聞きした覚えのあることから、もっと細かい言い回しなど全部含めて、描写がリアルでした。
いじめがなくなることは絶対にありませんが、夕希と奈々実のように、せめて一人でも味方が出来ればその後が全く違います。
そのことを「おめでとう」と、ゆうきちゃんに伝えることが、このお話へのまとめとしての感想です。
過去作ということですが、執筆お疲れさまでした。今回もありがとうございました。
作者からの返信
ゆきはさん、読了ありがとうございます!
おおお……鋭い……!
実はこの作品を書く上で、いちばん頭を悩ませたのが夕希の心理でした。一度は奈々実に対して(というより奈々実に期待した自分の気持ちに対して)失望してしまったわけなので。
少なくとも一つ前の教室のシーンでは、「奈々実の"優しさ"」が「同情」から来るものだと思っていたはずです。
別れ際に振り返るタイミングがたまたま同じだったから、また信じてみようと少し思えたけれど、翌朝奈々実が声を掛けてくるまでは不安で堪らなかったでしょう。
この子の方を「夕希」という名前にしたのは、作者である私の祈りみたいなものでした。
仰る通り、両手放しでハッピーエンドとは言い難い、むしろ本当の戦いはこれからですね。
ばい菌とか呪いとか、当時を思い返してみると常にいろいろありましたよね。
あの閉鎖社会の中では、どうしても歪みが生じます。そこに居場所を見つけなければと思えば思うほど、息が詰まります。
この二人がこれからも生き抜いていければと、私も思います。
こちらこそ、大変丁寧かつ鋭いコメント、そして素晴らしいレビューまで、ありがとうございました!!
第5話 くらやみいろへの応援コメント
こんばんは。
誰しも自分の居場所がなければ、生きていくことが困難です。自分は一人で生きていると嘯く人も、他人から干渉されない場所としての居場所は確保しますから。
なので奈々実の行為や、その後の周囲との関わりについて責めることは出来ませんね。
夕希が、私を切り捨てたのにと考えたか、それさえどうでもいいと思ったかは定かでないですが。
「迷惑をかけておいてその態度」
大人でも子どもでも、言う人を見かけますね。
だいたいは、その迷惑って誰にどういうものなの? と説明を求めても、第三者には分からない内容です。このお話のもそうでした。(だからリアルだという意味です)
まあまだその相手の所有物を壊してしまったと、捨て台詞を残して去っていく辺りは可愛げがありますね。
いやもちろん、夕希としてはたまったものでないですけれども。
さあうやむやに流れようとした状況が、また少し接近を許す形になりました。二人はどうするのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
限られたスペースの中で如何に居場所を確保するのかということは、かなりの死活問題ですね。
気にせずにいれば良いのかもしれませんが、独りぼっちでいるとそのことを誰かから嗤われているのでは、と思ってしまったり。
いじめっ子の言い分は、ここそこで見かける「主語を大きくする人」のそれですね。
とはいえ、彼女らも完全なる悪というわけでもない、何となく不安定な存在です。
この場面を目にして奈々実が感じた痛み。彼女がどうするのか、見守ってください。
編集済
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
こんにちはv お邪魔しております(*´-`)
色々と、思い当たることがあるなぁと考えながら拝読していました。
夕希さんは歯列矯正もしていて雑誌を控えさせられている。それでも色鉛筆が抜けていることには気づかない…親の「関心」の方向が、本人の気持ちを向いていないのかなあ、とか。彼女の人との距離の取り方が下手なのは、寂しいからなんだろうなぁとか。
番長的な子も家庭に問題がありそうで、こちらはこちらで大人が気をつけないと、いずれ立場が逆転しそう…とか。
奈々実さんが勇気を持てたのはいいけれど、二人だけの閉鎖的な人間関係に陥らないように、バランスを取るにはどうすればいいのかなあ、とか(*´-`)
いやはや。十代は難しいですね、本当(^^;;
やっぱり、閉鎖的な環境はよくないと、改めて思います。
子どもの鋭くて繊細な心理描写が秀逸でした💕(*´ω`*)
作者からの返信
梓さん、読了ありがとうございます!
夕希の他人との距離の取り方、という点。確かに仰る通りかもしれません。
自分の親との距離感が、夕希にとってそもそも心地の良いものではないのでしょうね。
いじめっ子側も、ちょっと情緒不安定な感じありますよね。
いじめる側だった子が今度はいじめられる側になったり、また逆もあったり。
小学校高学年から中学にかけては特に、誰も彼も不安定なんですよね。
自意識の不確かさや、周囲から見える自分の在り方や立ち位置への迷い。
思春期とひと口にまとめてしまうと却って分かりづらいですが、そうしたことも引っくるめて、子供から大人になっていく過程の精神の揺れのようにも思えます。
丁寧なご感想、感激いたしました。ありがとうございました(*≧∀≦*)
第4話 きりさめいろへの応援コメント
こんばんは。
藁をも掴む、とまで夕希が感じていたかまでは分かりませんが、そういう状況にある人の気持ちに、かならずリミットラインがありますね。
この日、夕希はずっと、もしかして? と思っていたのでしょう。少しずつ、昨日までは出来ていたことを、もちろん今日もそうしたいことを、行動を試験紙として貼り、無残に剥がれ落ちていく。
最後に確信があって、終わったんだなとか、そっち側なんだなとか、なんらかの見極めを自分の中で付けて。
その上での「そっかぁ……」ですね。
もう元には戻らない、諦めの言葉。つらいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
夕希はクラスメイトからずっと除け者にされていたから、この日の奈々実の態度の変化にはきっとすぐに気付いたでしょうね。
自分の中でそういう折り合いの付け方をするのは、とても辛いと思います。
夕希は、こうやっていろんなものを諦めてきたのかもしれません。
第3話 あまぐもいろへの応援コメント
こんばんは。
夕希が居る時には言ってこなかったのが、たぶんより陰湿なやり方をしているのを予想させます。
夕希は夕希で、どういう想いを持って奈々実に話しかけたのでしょう。
自分の立ち位置を知っていて、なお転校生に声をかけるのは、相当のなにかがありそうな気がします。
今話の最後に感じた奈々実の感覚。これもまた、彼女の今後の行動がどう変化してもおかしくないですね。
ジワジワ苦しくなるお話です(褒め言葉です)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こういういじめって、本当に陰湿ですよね。
今の時代はLINEなどがあるので、どういう会話がなされているのかと想像すると恐ろしいですね。自分の時に携帯がなくて良かった……:(;゙゚'ω゚'):
奈々実に話しかけた様子からして、夕希は元々積極的なタイプだと思われます。
何らか目立ってしまうと、狭い社会では危険ですね。
私も、この作品は息が詰まりすぎて呼吸困難になりながら書きました……笑
第1話 うすもやいろへの応援コメント
転校生の不安が読んでいるとよく感じました。周囲とのやり取りにとてもリアリティーがありました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
リアリティはいちばん意識して書いていることなので、そう言っていただけて嬉しいです(*´-`)
第2話 あおぞらいろへの応援コメント
こんばんは。
不安な転校生に差し込んだ、明るい明日への光明。いかにもそんな感じの話数ですね。
でもある程度の事前情報を持った読者の身では、この先にどんな宙返りや急旋回が待っているのかと、落下前のジェットコースターのような気分です。
(私は高所恐怖症です)
このままほのぼの終わり……だと、物語にならないですね(´∀`;)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まるで嵐の前の静けさのような……?
このまま何事もなく、楽しい学校生活が始まるのであれば良かったんですが……(つД`)ノ
編集済
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
どことなく懐かしい香りがする中での、胸が疼いてくるようなひと時の物語でした。これからこの二人がどうなるのか気にかかるところではありますね。二人していじめられてしまうのか、それとも友達ができたことによって乗り切れるのか。それでも、どうあったとしても、夕希の新たな心づもりが朝日の中で輝く心地のいいラストでした。
【追伸】
失敬。名前を間違えていましたね。
奈々実でした。
作者からの返信
千石さん、読了ありがとうございます!
昔過ごした教室の空気を感じていただけたのであれば本望です。子供時代はあの狭い社会が世界の全てで、しょっちゅう息が詰まっていたように思います。
ひょっとしたら奈々実もいじめに遭ってしまうかもしれませんが、独りぼっちでなければ生き抜ける確率は上がります。
サバイバルな学校生活も、朝日が昇ったばかり。ここに良い風が吹いてくるといいですね。
第3話 あまぐもいろへの応援コメント
やっぱり(こう言ってはなんですが)容姿と家庭環境がやや特殊であると子供達のあいだでは露骨に差別が起こりますね。
エピソードタイトルには色の名前が冠されていて、水彩画のような淡くて少し懐かしいような印象を文章からも与えられます。一方、橙色を肌色に代用しようとするところと、歯抜けの色鉛筆の出てくるところが非常に不安な感じがしました。
ところで、これ岐阜の方言ですかね?
私の地元は鳥取なんですが、こちらの方言でも「よう」が「やあ」になるので、ちょっと親近感がありました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本当に仰る通りで、本人のどうしようもないことであっても何かしら悪目立ちしてしまうと、すぐに嘲笑の対象になってしまうんですよね。
エピソードタイトルに触れてくださって嬉しいです(*´-`)
夕希の色鉛筆はいくつか失くなってしまったので、現実に存在するのかも分からないような、少なくとも普通の色鉛筆セットには入っていない色の名前にしてみました。
はい、岐阜弁です。岐阜の美濃地方の方言ですね。今住んでいる地域の言葉を使いました。
方言って不思議なもので、違う地域でも似た言葉や語尾があったりして、面白いですよね。
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
国語の教科書に載っとって欲しいお話やと思いました。
このお話が載っとれば、道徳の授業なんていらんやろ、って。
何が良くて何が悪くて、誰がキラキラしとって誰がカッコ悪いのか。
そんなもんは子供たらが勝手に感じ取るもんよね。
すずめさんは、小説に出来ることを最大限やるのが上手やといっつも思います。
作者からの返信
たしぎさん、読了ありがとねー!
こないだTwitterの方でも話しとったけど、道徳の授業ってなかなかの癌やなぁと思いますね。
学校でも会社でも、下手するとSNSでも、声のでっかい人んたの言うことがよう目立つし強く思えるもんやけど、ほんとの意味で何が強いのか、何を信じたらいいんか、自分にとっての正解は自分の中にしかないんや。
そう言ってまえて、めちゃんこ嬉しいです(たしぎみ)
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
ふたりの少女の日々はここからはじまりますね! アイテムの使い方が秀逸で大変勉強になりました!ありがとうございます。
執筆お疲れ様でした(*´▽`*)
作者からの返信
コケコッコーかあちゃんさん(溢れ出るアグネス・チャンさん感)、読了ありがとうございます!
大人しい奈々実には大それたことはできませんが、こうして勇気を出したことで、二人にとって何かが変わっていくはずです。
ご評価もありがとうございました(*≧∀≦*)
編集済
第4話 きりさめいろへの応援コメント
走り去る前のキーホルダーがランドセルの側面にかつん、という描写、素晴らしいです。ここにこれをさらりと持ってくるあたり、陽澄さんの力量の高さを知りました。続きも謹んで拝読させていただきます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
アイテムやらセリフをやたらと使い回すのが、たぶん私の癖です 笑
印象的な効果が出ていたのなら幸いです(*´-`)
第3話 あまぐもいろへの応援コメント
不穏ですね。せっかく仲良くなれたのに(´・ω・`)いらんこというやっちゃらなぁ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
わざわざこういうこと言ってくる人ら、いるんですよね……
たぶん、表面上仲良しに見えるメンバーでも、誰かが休むとそのいない人の悪口を言ったりするんだと思います。
第1話 うすもやいろへの応援コメント
こんばんは。
なにもかも、一から始まる場所。自分たちは定常化しているからと、いきなり同じレベルを求める。子どもだけでなく、大人にも居ますね。
夕希が話しかけてくれたことは嬉しい。でもすぐ前に失敗したと思っているから、せっかく話しかけてくれた相手に万が一失敗してはとハードルが上がる。
その会話が一旦終わっても、そのことについて、その前のことについて、これからのことについて、一人討論会。
分かる…………。
夕希との関係がどうなるのか、奈々実のつまづくことが多そうな性格がどうなるのか。
ハラハラします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この三人組も、転校生に興味があるだけで、悪気はないんですよね。
いくつになろうと、どこへ行こうと、そりが合わない人とは何をしたって合いません。たぶん、どちらが悪いということでもなく。
一人討論会、全く終わりませんね 笑
気にしすぎガール奈々実の新生活がどうなっていくのか……少々しんどい話ですが、お付き合いいただけますと幸いです(*´-`)
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
新作、楽しく読ませて貰いました。
大人の読む子供の世界の物語って実はあまり無い気い気がします。
子供たちの純粋な悪意と善意、両方が刺さって来ました。
すずめさんの文章は書き過ぎていない為、読み手の想像力に任せて貰える部分が多いのが凄く魅力的です。
作者からの返信
ふくろうさん、読了ありがとうございます!
この作品は、自分自身の子供時代を思い出しながら、ちょっと当時のストレスで吐きそうになりながら書きました 笑
もうあの頃の教室には絶対戻りたくないですね……
どこまで書くか、何を省くか、いつも試行錯誤しています。魅力的と言っていただけて嬉しいです(*´-`)
第6話 ゆうやけいろへの応援コメント
最後のなんとも切なく、温かいくだり、素敵です。
岐阜弁のアク強さと東京弁の乾いた部分の対比もイジメという世界をよりリアルしていて何とも怖いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
言葉だけじゃなくて、気持ちが通じ合う瞬間を分かち合うことができたら、その友達ともっと一緒にいたくなりますね。
方言って、なんかキツく聞こえますよね 笑
第4話 きりさめいろへの応援コメント
新作、読んでいてヒリヒリする様な痛みを感じてしまうのは、自分に子供がいるからでしょうか?
子供の無垢さと残酷さが刺さりますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こうした同調圧力って、少なからずあったと思います。
私の記憶にある限り、小学校中学年から中学まで、だいたい毎年このくらいのいじめはクラス内にありました。
今の時代の子供たちはどうでしょうね。LINEなどがあるから、少し事情は違うかもしれませんね。
第7話 あけぼのいろへの応援コメント
胸に刺さる物語でした。
心理描写が見事でした。
難しいけど、解決しなきゃいけない問題ですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そう言っていただけて嬉しいです。
結局解決したわけではないので、あまりスッキリはしない結末なのですが、奈々実が大事なものを見失わずに済んで良かったのだと言い切れる世の中になってほしいですよね。