こんばんは。
藁をも掴む、とまで夕希が感じていたかまでは分かりませんが、そういう状況にある人の気持ちに、かならずリミットラインがありますね。
この日、夕希はずっと、もしかして? と思っていたのでしょう。少しずつ、昨日までは出来ていたことを、もちろん今日もそうしたいことを、行動を試験紙として貼り、無残に剥がれ落ちていく。
最後に確信があって、終わったんだなとか、そっち側なんだなとか、なんらかの見極めを自分の中で付けて。
その上での「そっかぁ……」ですね。
もう元には戻らない、諦めの言葉。つらいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
夕希はクラスメイトからずっと除け者にされていたから、この日の奈々実の態度の変化にはきっとすぐに気付いたでしょうね。
自分の中でそういう折り合いの付け方をするのは、とても辛いと思います。
夕希は、こうやっていろんなものを諦めてきたのかもしれません。
抉られますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
同調圧力というか、空気を読まざるを得ない苦しさ……小中学校時代には戻りたくないなと思います。