こんばんは。
誰しも自分の居場所がなければ、生きていくことが困難です。自分は一人で生きていると嘯く人も、他人から干渉されない場所としての居場所は確保しますから。
なので奈々実の行為や、その後の周囲との関わりについて責めることは出来ませんね。
夕希が、私を切り捨てたのにと考えたか、それさえどうでもいいと思ったかは定かでないですが。
「迷惑をかけておいてその態度」
大人でも子どもでも、言う人を見かけますね。
だいたいは、その迷惑って誰にどういうものなの? と説明を求めても、第三者には分からない内容です。このお話のもそうでした。(だからリアルだという意味です)
まあまだその相手の所有物を壊してしまったと、捨て台詞を残して去っていく辺りは可愛げがありますね。
いやもちろん、夕希としてはたまったものでないですけれども。
さあうやむやに流れようとした状況が、また少し接近を許す形になりました。二人はどうするのでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
限られたスペースの中で如何に居場所を確保するのかということは、かなりの死活問題ですね。
気にせずにいれば良いのかもしれませんが、独りぼっちでいるとそのことを誰かから嗤われているのでは、と思ってしまったり。
いじめっ子の言い分は、ここそこで見かける「主語を大きくする人」のそれですね。
とはいえ、彼女らも完全なる悪というわけでもない、何となく不安定な存在です。
この場面を目にして奈々実が感じた痛み。彼女がどうするのか、見守ってください。
陽澄さん何かされたのかよ……心配になってくるわ……。
まぁ、女子同士のごたごたは男子には理解できないけどさ。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
フィクションですよ!
でも小学校中学年〜中学にかけて、毎年このレベルのいじめは必ず存在しました。教室なんて地獄ですよ。