妹に迫られるお兄ちゃんの話

作者 まぁち

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★★★ Excellent!!!

さて諸君、妹は好きかね?
私は好きだ。

実妹が好きだ、義理の妹が好きだ、妹系後輩キャラが好きだ、妹を装った赤の他人でも好きだ……。

『妹』この一文字には男のすべてが詰まっている。

そんな妹狂いの私は当然ラノベに始まり、漫画、ゲーム……ありとあらゆる妹を食してきているが、ここまで芳醇な妹には、ほとんど出会ったことがない。

まるで妹が口を付けた〇〇に〇〇して、〇〇したような濃厚さが有る。

うん、天国かな?

……何?自分は妹萌えではないから関係ない?

分かってない、貴方は何も分かっていない。

妹萌えの門戸は今ここに開かれている、

後は飛び込む勇気が有るか否かだ。

臆病な妹童貞になるか、立派な紳士になるかの境目はきっと今だ。

★★★ Excellent!!!

実の妹である咲季に告白される。
そんな冒頭から始まる。

兄が大好きな妹と、妹をなんだかんだで気に掛ける兄の話……ではありません。
そう、この物語はただの兄妹の恋愛ではありません。
そこには「余命半年」という期限があるのでした。

しかし、シリアスもある中、ギャグもあり笑いもあります。
妹である咲季との会話の掛け合い、そして意味ありげなおかしな美人幼馴染。
妹の友人である訳アリな城ケ崎、それぞれの想いが交差し、主人公である片桐秋春を中心に物語が紡がれていきます。

この物語の一番の魅力は「切なさ」と「ギャグ」のアンバランスな関係性にあるのかなと思いました。

微妙な関係をあえてドライに、そして敢えて濃密に。
その距離感がまた絶妙で、読者をより楽しませてくれるそんな素敵な作品になっています!今後の秋春と咲季の運命はいかに!?

実妹×ラブコメ×ギャクシリアス×アンバランス。
それは、ものすごい化学反応を生むのかもしれません!!
期待大の名作ですよ!!