溶けて入り混じって縞になる

この物語のエンディングは、人によって好き嫌いが別れるエンディングだと思います。
でも、私はこのエンディングで正解だったと、だからこそ心に訴えかける何かがあったのだと。

物語は全体的に暗いですが、そこに恋心と狂気と汚さ、美しさが入り混じっていて、まさに「縞」模様と言えます。
本当にお見事でした。

たまにはこういう暗めな青春小説も良いと思います。
ご一読あれ!